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住宅購入者&住宅購入予定者に聞きました

みんなの住宅購入アンケート

Q9
今後、金利は上がる?下がる?

今後(10年先)の金利の動向についてご自身が考えていることをお選びください。
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「今後の金利について」10年先はどうなると思うかの問いには、住宅購入者の46.1%、住宅購入予定者の58.5%が上がると答えています。購入者の22.5%が変わらないと予想しているのも目を引きます。
プロの意見 住宅購入の費用・税金 ガイド 大石泉さん

住宅情報誌編集経験のあるファイナンシャルプランナーが、キャリアコンサルタントの知識を活かし、ライフプランから自分らしい住宅購入をアドバイスします。

長期にわたり低金利の時期が続いています。住宅購入者にとっては、これまで金利が上昇する場面を経験していないこともあり、金利上昇は非現実的なのかもしれません。しかも現在はマイナス金利の影響もあり、『フラット35』も史上最低水準の金利になっています。日銀が掲げる物価指数2%上昇の目標に向かってさまざまな施策がなされる中、今後さらに金利が下がると予想するのはむずかしいのではないでしょうか。金利の予測は誰にもできません。今後、金利が上昇すると考えるならば全期間固定金利型が有効でしょうし、金利は上昇しないと考えるならば低い変動金利型が効果的でしょう。
ただ、多額の住宅ローンを長期で借り入れるプランであれば、金利上昇は命取りとなり、家計破綻を招く可能性もあります。一方で、少額を短期で返済する短期決戦プランならば、金利のもっとも低い変動金利型が最適であるかもしれません。金利が上昇して想定外の返済を強いられた、と誰にも責任を転嫁することはできません。すべて自己責任です。Q1で「住宅購入のきっかけ」をお聞きしたとき、「金利の動向」と答えた方は少なかったとおり、金利動向に影響されるのではなく、自分と家族のライフプランに応じて購入のタイミングを決めるのはとても健全だと思います。
長期的に見て、返済中に金利が上がっていくと考えるなら、『フラット35』などの全期間固定金利型を選ぶことで家計は安定します。変動金利型の方は毎月の金利をしっかりチェックし、金利上昇に備えてある程度の預金を作っておくことも必要です。

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提供: 独立行政法人 住宅金融支援機構
掲載期間:2016年6月15日〜2017年3月31日【PR】