漢方・漢方薬
イライラ・精神不安・うつ状態の漢方
「心身一如」の考え方を持つ漢方は、心の不調も得意分野。イライラ、精神不安、うつ状態、不眠などの症状に使われる主な漢方、特徴、効果、飲み方、注意点などを解説します。
記事一覧
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五月病になりやすい人、なりにくい人チェック
そのだるさややる気のなさはもしかして…!?漢方や薬膳のベースでもある中医学は、「心身一如」の考え方を重視しているので、ココロとカラダを切り離して考えず、ふたつのバランスを取りながら改善させることが得意です。とくに病院で検査をしても異常がなく、原因がわからないようなケースに、中医学の治療が有効な...続きを読む
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うつ状態・五月病……心の不調と漢方
やる気が出なかったり、なかなか眠れなかったり、気持ちが沈んだり……。何だか鬱っぽいかもと思っても、病院に行くのは少し勇気がいるものです。漢方には「心身一如(しんしんいちにょ)」の考え方があり、ココロとカラダの両面を捉えて、バランスを整えることを重視しています。ちょっとしたプチ不調や精神不安にも...続きを読む
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悩み別漢方 イライラ・精神不安定
漢方では病気の原因として、気候の変化などの「外因」、体質やココロの問題である「内因」、それ以外の「不内外因」の3つの柱で考える頭が痛い、胸がはる、食欲がないなどのカラダの不調が、実はココロの病気が元になっていたり、その逆のパターンもよくあります。漢方では「心身一如」といい、ココロとカラダは一体...続きを読む
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半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
「半夏厚朴湯」はどんな人・どんな症状にいいの?女性に多いとされる梅核気。実際は男性もけっこういますのどに何か物がつまったような異物感や、吐き気がある時に。気分がふさいで、憂うつ感がある時に。「半夏厚朴湯」の効果梅核気(ヒステリー球)、慢性咽炎、慢性気管支炎、胃部の停滞感、胃弱のほか、ヒステリー...続きを読む
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イライラして怒りっぽいなら「加味逍遥散」
知って得する漢方薬シリーズ第2弾は、婦人科でよく処方される「桂枝茯苓丸」に引き続き、「加味逍遥散」(かみしょうようさん)を取り上げます。更年期障害でもよく用いられる理由や、おすすめのタイプに迫ります!「加味逍遥散」ってどんな症状にいいの? ...続きを読む
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加味逍遥散(かみしょうようさん)の効果・効能
加味逍遥散とは…どんな人・症状にいいの?ストレスで症状が出やすいのもポイント加味逍遥散(かみしょうようさん)は、疲れやすく、イライラするなどの不定愁訴があったり、気分の変動が多いタイプや、几帳面なタイプに。脇(や胸)が張って痛い、頭痛、肩こり、便秘、食欲不振、夜間の発熱、口の渇き、目の赤み、冷...続きを読む
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柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
「柴胡加竜骨牡蛎湯」はどんな人・どんな症状にいいの?物事に敏感なタイプは、感情をつかさどる肝の機能が亢進しやすい上半身に熱がこもりやすく、肝の高ぶりがあるタイプの精神不安、不眠、のぼせ、めまいなどの精神症状に。 「柴胡加竜骨牡蛎湯」の効果精神不安、動悸、不眠、めまい、のぼせ、ヒステリー、ノイ...続きを読む
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黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
「黄連解毒湯」はどんな人・どんな症状にいいの?熱で神経が興奮しているような状態にも使える体内に熱がこもっているので、イライラしたり、のぼせたり、胸がムカムカしたり、頭痛や耳鳴りがしたりする症状にオススメです。 「黄連解毒湯」の効果高熱、うわごと、鼻血、吐血、皮膚の化膿症、頭痛、耳鳴り、高血圧症...続きを読む
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だるい・不安・不眠…3つ揃えば「帰脾湯」
なんとなくだるい、疲れる……。極度の疲労が6ヶ月以上続く場合は「慢性疲労症候群」ともいうようですが、一般的には病気とはみなされないのが現状です。漢方ではこのような症状をどうみるのでしょうか? 具体的な症状にあわせ、オススメの漢方もご紹介しましょう。【 INDEX 】・「元気」が丈夫な胃腸から作...続きを読む