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牛肉の秘めた美味しさ・ビーフシチュー(2ページ目)

煮込み料理の美味しさは、ゆっくりと時間をかけて作ります。やわらかく仕上げるビーフシチューの作り方・レシピをご紹介!

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

じっくりと時間をかけてつくるビーフシチュー。煮込み料理に使うお肉はバラ肉かスネ肉が最適です。煮込むほど固い繊維質がほぐれて肉の旨味がほどよく引き出されます。赤みの多いところを選ぶのがポイントです。今回は市販のデミグラスソースを使わずに作ります。

 
 
下準備1・ブーケーガルニは写真右のようにガーゼで包んだ市販品もありますが、煮込み用に使った野菜のニンジン、じゃがいもの皮、セロリの葉などをたこ糸でしばって使うのもいいですね。   下準備2・振っておいた小麦粉大さじ2をフライパンできつね色になるまで炒めておきます。
 
 
1・バラ肉は5cm角に切り、塩、黒コショウをすり込むようにつけてから小麦粉大さじ1を振りかけます。   2・鍋にサラダ油大さじ1とバター大さじ1を熱し、しっかりと焦げ目がつくように肉を炒めます。ブランディーを振りかけ、着火して一気に燃やし蓋をします。
 
 
3・次にトマトピューレを肉に絡ませるように炒め、赤ワインを加えます。   4・炒めておいた小麦粉を加え混ぜ合わせます。
 
 
5・水にコンソメスープの素を溶いたスープを加えブーケガルニを入れ、中火弱でアクを取りながら2時間ほど煮込みます。その間に野菜の準備をします。   6・野菜類は食べやすい大きさに切り面取り(切り口の角を削る)をします。マッシュルームは根元の汚れを切り落とします。
 
 
7・フライパンでバター大さじ1で野菜類を軽く炒めておきます。   8・炒めた野菜類も加えアクを取り除きながら40分ほど煮込み続けます。
 
 
9・ブーケガルニを引き上げ、仕上げにバター大さじ1、塩、コショウを加えます。   10・シチューの色がとび色になるのと、味に深みをますために粗く砕いた製菓用スイートチョコレートを加え混ぜ合わせます。
 

さあこれでビーフシチューのできあがりです♪ シチューが映える真っ白な食器に盛り付けて、香ばしいフランスパンと一緒にお召し上がりください。牛バラ肉や牛スネ肉が極上のシチューに見事に変身してくれます♪

 

ビーフを使った煮込み料理にはこんなレシピもご紹介しています。

◇牛ほほ肉の赤ワイン煮

◇ビーフストロガノフ

牛テールのスペイン風煮込み

 

(C)Jan.2006 Copyright Tamiko Kuroda
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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