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春の山菜・天ぷらと常備采

山菜と聞いて、どんなことをイメージされますか?天ぷらにしても、佃煮にしても、おひたしにしても、色々な味が楽しめるのが、山菜のいいところです。

黒田 民子

執筆者:黒田 民子

ホームメイドクッキングガイド

春の訪れとともに、是非味わいたいのが、山菜の数々・・・。
最近はスーパーで、タラの芽や、フキノトウが売られるようになりましたが、ここはやはり自然の食材を自分の手で採取してみたいものですね。

何が食べられるのか、どこで取れるのか、素人の私たちにはなかなか見分けがつきにくいのですが、知り合いの山菜達人に教わったり、山菜を楽しむ会などに入って教えていただくのも良いと思います。またウエブサイトにも山菜の記事があります。
山菜の魅力を知ると、今まで何気なく見過ごしてきた、道端や河原の雑草が、みんな食べ物に見えてくるから不思議ですよね!!

今回は、このようにして採取してきた山菜を、いちばん美味しくいただける「山菜の天ぷら」と、常備菜として食卓を賑わしてくれる「フキの葉の佃煮」、「ノビルの醤油漬け」、「桜の花の塩漬け」、「木の芽の塩漬け」と、とても一度に食べきらない盛りだくさんの内容です。
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♪♪山菜の天ぷら♪♪
 
春の山菜の代表は、何と言っても「たらの芽」でしょう。木を見つけても、ひと足早くすべての芽が摘み取られていることが多いもの。   たらの芽に似た味の「コシアブラ」はご存じですか?この木も見つけるにはコツが要りますが、たくさんの芽が出ますから、1/5程度を摘み取り、次の人に残すよう心がけましょう。
 
 
「ふきのとう」は毎年芽吹く場所は変わりません。 この芽も、すべてを摘み取らず残しておくのが山菜取りの心得です。
  摘み取ってきた芽は、すぐにたっぷりの水で良く洗ってください。
その後しばらくの間水にさらし、アクを抜きます。
     
 
河原の土手など日当たりの良いところに、どんどん育つのがイタドリです。20~30センチまでの大きさの、柔らかく太い芽をナイフで切り取ります。   摘み取ったイタドリも良く水で洗い、あく抜きのため2時間程度水に浸けておきます。独特の酢っぱ味がありますが、これが又たまらない味!
     
 
よく水洗いして、水気を取っておき、天ぷら粉を冷たい水で溶きます。コロモは薄くつけたいのでしゃぶしゃぶに溶いても大丈夫です。   天ぷらの温度は170度くらいで揚げるほうが、香りが逃げないと思います。
   
 
コシアブラの天ぷらだけを盛りつけてみました。   タラの芽、コシアブラ、フキノトウ、イタドリの新芽の山菜天ぷらのでき上がりです。
 

次の関連サイトから山菜の情報が入手できます。
ホームメイドクッキング>おすすめサイト>山菜、自然食材を生かす

春の山菜取りの情報が満載の、
「旬の味覚狩り」ガイドの大原和司さんのサイト>山菜をとる

山菜のおすすめ情報があります。
「アウトドア」ガイドの内藤寿裕さんのサイト

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今回のページは次のように構成しました。
1:山菜の天ぷら(このページです)
2:フキの葉の佃煮
3:ノビルの醤油漬け
4:桜の花の塩漬け
5:木の芽の塩漬け

(C)Apr.2002 Copyright & Photo. Tamiko Kuroda
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