グルメ・各国料理(海外)/各国料理

東南アジアの料理(7ページ目)

日本と同じお米文化の東南アジア。しかし合わせて食べるおかずの味はまったく違い、唐辛子やココナッツミルクなどを用いたエキゾチックなテイストが魅力。酸味や辛味の絶妙なバランスにはまる人も多いはず!

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

グルメのるつぼ、シンガポール料理

チキンライス
海南風チキンライス。ピリ辛のチリソースやショウガ、しょうゆなどをつけて食べるのですが、実はこのソースが肝。店によって味が全然違うと力説する人も
ホーカーセンター
地元率の高いホーカーセンター「ティオン・バル・マーケット」。1階は市場になっており屋台は2階に
多くの民族が暮らしているシンガポールはまさにグルメのるつぼ。中国・マレー・インドといった各国料理、そしてそれらが絶妙に融合して生み出されたユニークなシンガポール料理が楽しめます。また、家で料理をつくらない外食文化の国ゆえに、安旨グルメも大集合。その代表格が屋台の集合体、いわゆるホーカーセンター(ホーカーズ)。三食プラスおやつまでお世話になる人も多く、シンガポールの人たちの食生活に欠かせない存在です。一方で世界各国の味を楽しめるオシャレなレストランやバーも増え、シンガポール川沿いに沿ったクラークキーはシンガポール屈指の夜遊びエリアになっています。

 

ブラックベッパークラブ
チリクラブと並ぶ人気メニュー、ブラックペッパークラブ。黒コショウとカニを炒めた非常にスパイシーなカニ料理
ぜひ試したいシンガポール名物のひとつが「海南風チキンライス」。中国の海南島から移り住んだ人々が持ち込んだといわれ、シンプルな鶏肉のローストとゴハンがセットになっています。ゴハンは鶏肉の出汁やパンダンリーフ(香りづけの葉)、レモングラス、しょうがなどで味付けされ、これにピリ辛のチリソースやショウガ、しょうゆをつけて食べます。ほかに定番は、スペアリブをハーブなどと煮込んだ「肉骨茶」(バクテー)、福建麺にエビを加えた「ホッケン・プロウンミー」、トマトやチリベースのソースで絡めたカニ料理「チリクラブ」など。

 

カヤ・トースト
カヤ・トースト。温泉卵のような半熟卵と味わうのが定番
朝食はぜひコピティアムへ。コピティアムとはいわゆる喫茶店のこと。伝統的なメニューは炭火焼きしたトーストのなかにカヤとバターを挟んだ「カヤ・トースト」。カヤとは、卵・砂糖・ココナッツミルク・パンダンリーフで作られたシンガポールのオリジナルジャム。かなり甘めですが、バターの塩味とまざると絶妙な風味を醸し出します。
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