疲労回復するためのヨガポーズ
疲労回復できるヨガのポーズ!
ポーズをご紹介する前に、良質な睡眠で疲労回復スピードを上げるヒントをご紹介します。
プライベートや仕事で多忙を極めると、真っ先にお肌にツケが回ってきます。肌がお疲れのときは内臓も同じようにお疲れです。そこで、質のいい睡眠を得られるように軽く身体を動かしてみませんか。例えば、肩こりが酷ければストレッチ。リラックスしたければ、好きなヨガのポーズ。お腹周りが気になれば、ピラティス。自分が無理なくできるものをチョイスしましょう。食べる前に運動をすると代謝がよくなるので、夕食前に行うのが理想ですが、夕方から寝る前1時間ほど前であれば問題ないので、実践できる時にして深い眠りついて下さい。
疲労回復のヨガ1:パーダハスターサナ
「パーダ」とは、「足」のこと。「ハスタ」とは「手」のこと。このポーズは、頭を下にする動作で新鮮な血液や酸素を流し、頭をスッキリさせてくれます。特に多忙を極めると、考える事がたくさんあり過ぎて何をしていいかわからない!と頭の整理もつきにくくなります。そんな時こそ、実践して欲しいポーズとも言えます。呼吸を止めずに気持ちよく深い呼吸が出来るように、膝の伸ばし具合や首、肩の力が抜きやすい前屈位置を見つけてみてください。
■効果:脳を休める、ストレスおよび不安の軽減などリラックス効果が期待できます。内臓器官の調子が整い消化機能改善や肝臓と腎臓の活性化など。更年期障害の症状緩和・頭痛と不眠症の緩和。椎間板の異常を改善。首の後ろからハムストリングスとふくらはぎのストレッチ効果による背面部分の疲労解消
■注意する点:膝裏が痛みを感じるまで伸ばしすぎない。腰や背中、首を痛めている人は、無理のない範囲で行いましょう。
■やり方: 1.顎を軽く引き、お腹を腰に引き寄せ姿勢をただし、少し足を開きタダーサナ(山のポーズ)になります。
疲労回復のヨガ2:マールジャーラーサナ(猫のポーズねじり)
このポーズは、肩こりや背中の疲れなどを解消してくれます。特に多忙を極めると、肩でするような浅い呼吸になり、全身に酸素が十分に流れず、イライラしたり疲れが取れないなど辛い症状が続いてしまいます。このポーズを取りながら深い呼吸を意識的に繰り返し、呼吸を深め、ポーズを深めて下さい。驚くほど身体がスッキリしてきますよ。■効果:肩コリ、首や背中の疲れを解消し、内臓を活性化。ストレスおよび不安の軽減などリラックス効果が期待できます。
■注意する点:背中、膝、首に故障がある場合は無理のない範囲で行いましょう。
■やり方: 1.手首の真上に肩がくるように床に手のひらをつけ、膝をつけます。この時、手首のシワがマットのヘリと平行になるように意識し、指1本1本を大きく開き、指先で床をつかむイメージで手を安定させましょう。右手を天井に伸ばします。
いかがですか? 忙しい時期だからこそ、ヨガで体をこまめにメンテナンスして、心穏やかに過ごしてみて下さい。
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