4/4 代謝を高めて筋肉を作る！ウォーキング前のヨガポーズ [ウォーキング] All About

脚の動きをスムーズにする～風のポーズ～

下半身には、全身の筋肉の7割近い筋肉がしめると言われています。下半身の筋肉の質が高ければ、エクササイズウォーキングのパフォーマンスを上げる時だけでなく、ハイヒールなど重心が不安定な靴でのウォーキングの時など、どんな時でも美しい動きが可能となります。さらに、質の高い筋肉は、日常動作の細かい仕草や動きを優雅に魅せるためにも、良い影響をもたらします。
下半身の筋肉の質を高めることは、ウォーキングのパフォーマンスを上げるカギ！「プルメリアヨガ」から、下半身の動きをスムーズにする「風」のポーズをご紹介します。

【風のポーズ】

床に垂直になるように

仰向けで膝を伸ばして脚を床と垂直にします。腕はからだの横にそえます。
この時、足の指先まで意識し、爪先を伸ばします。左右の脚が離れないようにピッタリとくっつけます。
脚がプルメリアの茎とイメージし、爪先が天井に届くように天高く伸ばしましょう。

膝を伸ばし内腿を意識

膝を伸ばし脚を真っ直ぐにしたまま左右の脚を交差させます。
プルメリアの花びらが風に揺れるように左右の脚を交差させます。脚の内モモを意識し引き寄せましょう。膝を曲げずに伸ばし、脚全体の筋肉を長く使い脚全体の筋肉に働きかけます。呼吸を止めずに30回程度行います。

「骨盤」の動きをスムーズにする～海のポーズ～

骨盤は上半身と下半身とのジョイント部分です。滑らかな骨盤の動きは、ウォーキングのフォームが思い通りに実現することが可能となります。
この動きは骨盤を整える事に効果的です。穏やかな波の動きをイメージし、海辺に咲くプルメリアに届くような気持で行って下さい。

【海のポーズ】

肩は固定

脚を腰幅に開きます。膝を軽く曲げます。この時、膝と爪先は同一方向を向いているようにしましょう。骨盤に両手を添え、自分の骨盤に位置を確認します。呼吸は止めずにゆっくりと深く行います。

骨盤を左右に

右の骨盤を引き上げます。この時、肩は床と平行のままキープしましょう。次に左の骨盤をあげます。
左右の骨盤を交互に30回程度動かします。動きに左右差がある場合、骨盤がゆがんでいる可能性があります。骨盤のずれや左右の筋肉の違いは、ウォーキングの時、左右の歩幅が異なることにつながります。折角、ウォーキングをしてもからだが整わないという事は、もしかしたら、骨盤やからだがゆがんでいる可能性があります。

上質な筋肉を養いしなやかな動きを作ろう

インストラクターANN先生

ご紹介したプルメリアヨガの動きのほかに、エクササイズウォーキングの際に必要な腕の振りを作る「光のポーズ」を行うと、更にウォーキングのパフォーマンスがアップします。
日常動作を美しく行えるようなしなやかで上質な筋肉を養う「プルメリアヨガ」。女性らしいしなやかな動きを体現できるように作られたメソッドです。
ご興味のある方は、ANN先生がレッスンしているスタジオで直接受講してみてはいかが。プルメリアの花のように美しく可憐な女性を目指しましょう！

■取材協力