暮らしのマナー/お付き合い

なぜ、そこでは“レディファースト”しないのですか?(2ページ目)

とうして完璧にできないのでしょうか?女性とふたりだけの時には意識していてしっかりと心がけていても、ちょっと異なった場面になってしまうと、ついつい忘れてしまいがちなのが、“レディファースト”。特に複数のグループで行動している時は、男性中心の発想で、いきなり日本男児に戻ってしまうから不思議です。シーンごとにチェックして、真の“レディファースト精神”を身につけませんか。

諏内 えみ

執筆者:諏内 えみ

暮らしのマナーガイド


女性をさしおいて乗り込む「エレベーター」

真のエスコートはエレベーターホールで差がつく!

真のエスコートはエレベーターホールで差がつく!

女性とふたりでエレバーターを利用する時、乗る際も降りる際もレディファーストにしていますよね? やさしい心づかいに彼女も感激しているはずです。ところが、あなたひとりでエレベーターを利用するオフィスビルや百貨店などの場面ではどうでしょう。さっさと先に乗り込んだりしていませんか? 女性はもちろん、高齢の方を先に促して、後から乗りたいものです。

またエレベータホールで複数の男女が待っている場合、あなたは女性全員が乗った後で乗っていますか? ともすれば並んでいる順番通りにエレベーターに乗ることが多いですが、こんな場面でも意識して“レディファースト精神”を発揮して欲しいもの。もちろん、降りる場合も同じです。


女性に頼る「パーティ」

常に気にしたい、女性のドリンク、デザート…undefined

常に気にしたい、女性のドリンク、デザート… 

欧米のパーティ文化がすでに根づいている日本ですが、“レディファースト精神”の観点から見てみると、まだまだ後進国と言われても仕方ありません。おしゃれなパーティでこそ、スマートな“レディファースト”やエスコートが望まれるところ。それなのに、連れの女性のドリンクを気にせず、空になっても知らん顔。その上、女性が「飲み物取ってくるわ」と言うと、「あ、じゃあ僕のも持って来て」では幻滅。男としての評価も下がってしまいますよ。

また本来ビュッフェ形式のパーティでは、お料理などはそれぞれ自分自身で取るのが基本となっていますが、女性の好きそうなデザートを見繕って来て、さりげなく勧めてくれる男性は気が利き、女性に人気があるはず。これもまた、女性を尊重する “レディファースト精神”の真髄です。大勢の男性が集まるパーティで行えれば、群を抜いて魅力的な男性として注目されることでしょう。


女性の心に寄り添う“レディファースト精神”を身につけ、自然にできるようになれば、スマートな男性としての評価が格段に高まり、女性からも一目置かれます。さあ、今日からあなたも完璧に実践してみませんか。



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