ツボ・経絡/季節の悩みに効くツボ

花粉症に効くツボは? 東洋医学での花粉症対策法

この季節、多くの方が悩む花粉症。年々花粉の飛散量は増加する傾向にあり、今後ますます予防対策が大切になっていくと思われます。マスクや薬による予防はもちろん、花粉症に効くツボも覚えて、さらに万全を期してみてはいかがでしょうか?

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増加傾向にある花粉飛散量

今後ますます増加傾向にある花粉飛散量

今後ますます増加傾向にある花粉飛散量

この季節多くの方の悩みの原因となる花粉症。様々な花粉が原因となりますが、なかでもやはりスギ花粉が代表的な原因の一つであると言えるでしょう。それは日本の森林面積の18%、国土面積の12%が杉林で占められているということからも窺い知ることができると思います。

他にも関西ではヒノキ花粉の飛散量が多いなど地域によって飛散する花粉の種類が違うことも明らかになっています。ヒノキ花粉はスギ花粉ほど注目されてきませんでしたが、それには植林された時期の違いが関係していると考えられています。

スギは昭和20年代に集中的に植林され、昭和40年代には花粉を飛ばすまでに成長しましたが、ヒノキが植林され始めたのはスギに遅れること10年ほどの時間があったため、早くからスギ花粉に注目が集まったのだと考えられていますが、現在ではスギもヒノキも同量に近い飛散量となったと言われています。

またスギ花粉は2月中旬から4月中旬に飛散のピークを迎えますが、ヒノキ花粉は3月中旬から5月中旬まで飛散するため、両方の花粉に症状がでてしまうと4ヶ月近く花粉症に悩まされてしまうことになるのです。

独立行政法人国立病院機構相模原病院臨床研究センターアレルギー性疾患研究部の調べでは1995年以降のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は増加傾向にあり、2000年から2005年の5年間の飛散量だけで1965年から1994年の間の総飛散量を上回っていることを明らかにしています。今後ますます花粉への対策が必要になっていくと言えるのではないでしょうか。

花粉症のメカニズム

花粉症はアレルギーの一種であり、1から4まであるアレルギー分類のなかで1型アレルギーに分類されています。同タイプのアレルギーには蕁麻疹や気管支喘息、アトピー性皮膚炎などが挙げられます。花粉症の場合では、飛んできた花粉が鼻や目などの粘膜に接触し、アレルギー症状の原因物質であるヒスタミンという化学物質が活性化します。

このヒスタミンが同様に粘膜に存在するH1受容体と結合することで血管拡張や血圧低下、かゆみを感じる知覚神経の刺激、白血球の遊走などを引き起こすため鼻水、くしゃみ、かゆみなどの症状を発症させていることがわかっています。

私たちが薬局などで手に入れることができる市販の花粉症薬はこのH1受容体の作用を抑制し、ヒスタミンと結合できないようにすることでアレルギー症状を抑制しているのです。つまり、花粉症薬はアレルギーそのものを治す薬ではないということです。

さて、こうした花粉症にたいする基礎知識を踏まえ、東洋医学的観点から考える花粉症と、花粉症の症状にきくツボについてみていきましょう。

更新日:2014年03月20日

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