セクシュアルマイノリティ・同性愛/ゲイシーン

HIVやエイズについて感じる季節がやってきました

12月1日の世界エイズデーが近づいてきました。今年も厚労省や東京都によるキャンペーン、各地のゲイ・バイセクシュアル男性向け予防啓発団体によるイベントがさまざま催されます。

後藤 純一

執筆者:後藤 純一

同性愛ガイド

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ひとり紅白

 

もうすぐ12月1日(世界エイズデー)です。超巨大な台風が上陸したのはつい最近のことだと思うのですが(フィリピンも大変なことに…)、もうそんな時期なんですね…ビックリです。

2ヵ月ほど前、今年の4~6月の新規エイズ患者報告数が過去最多(新規HIV感染も過去2位)となったというニュースがありました。ゲイ・バイセクシュアル男性の間でのHIV感染も依然として減っていないようです。

そんななか、世界エイズデーを前に、今年も厚労省や東京都(をはじめとする自治体)は、HIV予防のキャンペーンやイベントを企画しています。

世界エイズデーというと、世間のみなさんはどんなイメージをお持ちでしょうか? レッドリボンを胸に着けるのよね、とか、キャンドルを灯して、とか? たぶん今年は「Act Against AIDS」で桑田佳祐さんが4年ぶりの「ひとり紅白歌合戦」を開催!とか、有名なアニソンアーティストたちによるライブも話題なのでしょう。

Living Together

こちらが「Living Together」のロゴです

もちろん、そうした華やかなイベントも楽しみなのですが(桑田さんのひとり紅白はマジで素晴らしいですよね。拍手モノです)、二丁目をはじめとするゲイコミュニティは、少し趣の異なる催しを行います。約10年前、HIV陽性者支援団体・ぷれいす東京と、二丁目のakta(当時Rainbow Ring)のコラボによって、Living Togetherという陽性者の手記を朗読するムーブメントが誕生しました。「エイズに感染したら終わり」といった偏見に基づく恐怖心みたいなものがHIVのことから目を背けさせている(HIVがタブー視され、また、検査を受ける機会からも遠ざかる)現状に鑑み、陽性者本人の代わりに周りの人たちが彼らの声や思いを伝えることで、陽性者に共感しつつ、HIVを身近でリアルなものと感じられるようなものとして、Living Togetherが生まれたのです(本当に素晴らしい発明だと思います)

つい最近まで、毎月二丁目では「Living Together Lounge」というイベントが毎月開催されていましたし、著名人の方も多数参加するTOKYO FM × LIVING TOGETHER ポエトリーリーディング「Think About AIDS」というイベントも行われてきました。今は毎月とか大々的とかということはないのですが、全国的な広がりを見せつつあります。

2013年の世界エイズデー関連のキャンペーンやイベントを、いろいろご紹介したいと思います。

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