映画/おすすめ映画

宮藤官九郎の世界を楽しめる映画6選(3ページ目)

今年前半のテレビ界を牽引したといっても過言ではないドラマ「あまちゃん」(NHK)。その脚本を担当した宮藤官九郎は、ドラマだけでなく、映画、舞台、音楽とカルチャー全般に関わり、人気を博している才人です。ここでは映画人・宮藤官九郎のオリジナル作品をピックアップ。新作映画『謝罪の王様』をトップにクドカン映画を取り上げてみました!

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド



クドカンのキャラ設定の巧さが光る!


『ゼブラーマン』(2003年度作品)


哀川翔主演100本目記念作として製作された三池崇史監督作。ダメ教師の市川(哀川翔)が、憧れのヒーローの衣装を着て、夜な夜なヒーロー気分で歩いていたところ、謎の怪人とバトルをすることになるヒーロー活劇。とはいえどこかB級感が漂っているのがご愛嬌。クドカンの個性よりも三池監督や哀川翔の個性の方が強い気がするけど、こういうキャラと物語を紡ぎ出してしまうところは、面白さの感度が鋭くアンテナいつも張っているな~と感じます。続編に『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』あり。

監督: 三池崇史
脚本: 宮藤官九郎
出演: 哀川翔、鈴木京香、渡部篤郎、大杉漣、岩松了、柄本明、市川由衣、近藤公園ほか


『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』は、元はドラマなので今回ははずし、初監督作『真夜中の弥次さん喜多さん』『GO』『ピンポン』は脚色(原作ありってこと)なのでオリジナルとは違うかな~とはずしましたが、面白いですよ。特に筆者が好きなのは『ピンポン』
ほか、今回はご紹介できなかったけど、舞台を映画化した『鈍獣』や田中麗奈主演『ドラッグストア・ガール』もオリジナルとしてリリースされています。

正直、縛りの多いテレビドラマよりも映画の方が自由度が高く、オリジナルだとその自由度はより高くなるかと思うのですが、ぜひ、今後も宮藤氏の頭の中をスクリーンにぶつけてほしいと願う所存です! ずーっとドラマ、映画、舞台でクドカンの世界を見ていきたいですね!

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