しっかり連休疲れを取りましょう
「GW疲れ」に悩まされていませんか?
GWは楽しかったのに、終わるとともに急に襲われる疲労感……
ゴールデンウィークは忙しい4月を乗り越えて、やっと楽しめるゆっくりとした休暇! 他の季節の休み以上に楽しく、休日を満喫できた人も多いかもしれません。ところが、休日をアクセル全開で突っ走った末に通常生活に突入してしまうと、連休明けからどっと疲れが噴出してしまうものです。
では、どうすれば連休前のノーマルな体調にスムーズに戻すことができるのでしょうか?
GW明けの連休気分が、あなたを疲れさせている!?
- 通常生活に心身を慣らすこと
- 疲れた自分をいたわり、癒すこと
その1.「通常生活」に心身を慣らしていこう
(1)の「通常生活に心身を慣らすこと」に関しては、焦ることはありません。連日、非日常的な刺激と快楽の生活に浸ってきたのですから、「すぐにいつもの生活に戻れ!」と言われても、無理な話です。連休明けは、「なぜだか、調子が上がらないな……」と感じるくらいが自然なのです。毎日同じ時間に起き、無理をせずに働き、同じ時間に眠る、という生活を続けていけば、日に日に通常生活のリズムに慣れていきますから、大丈夫です。ただし、心がけなければならないのは、ゴールデンウィークの享楽気分を引きずったまま、連休明けに予定を詰め込まないことです。遊び心に火がついて、平日の夜には飲み会、土日も派手にお出かけ……。こんな生活を続けていたら、「GW疲れ」はいつまでたっても解消できません。できるだけ早く帰って、心身を「通常生活モード」に慣らしていくことが大切です。そして、休日も同じ時間に起床、就寝という生活リズムを守りつつ、「骨休め」を心がけ、穏やかに過ごしていきましょう。
さらに、しばらくの間は「夜活」はもちろんのこと、「朝活」も控えましょう。5月は早朝から明るく、朝活にはもってこいの季節なのですが、疲れた体に朝活は思いのほか堪えます。朝活も余暇活動なのですから、心身が通常生活モードに慣れてきたころに、また少しずつ加えていきましょう。
「連休明けは、仕事も家事も余暇活動も頑張らない!」。これがテッパンです。
その2.「疲れた自分」いたわり、癒していこう
疲れた心身はいたわる、これが疲労回復の基本
まず、ゴールデンウィークには、連日のようにおいしいものを食べたり飲んだりして、胃腸が疲れているものです。当分はお酒を控えて、胃の負担にならない消化のよいものを食べましょう。おかゆや柔らかく煮た野菜スープなどで胃腸をいたわり、休ませてあげるといいでしょう。
また、5月とはいえ、日中と朝夕の温暖の差が激しい日には、気候によるストレスでも疲れが長引いてしまうものです。また、5月は風が強い季節でもあり、冷たい風に当たって体調を崩してしまうことも。暖かい日でも薄手のカーディガンやストールを持ち歩きましょう。また、寒い日には重ね着で脱ぎやすい服装にし、体温調節ができるようにしましょう。素足を楽しみたい季節ではありますが、足元から冷えて体調を崩す人も多いため、靴下やストッキングで防寒することも大切です。
そして、毎日「ゆっくり入浴して」「早めに布団に入って11時前には就寝する」といいでしょう。0時前後にしっかり熟睡していれば、睡眠中に成長ホルモンが分泌され、疲労回復効果が期待できます。眠る前のリラックスタイムに「次はどこに行こうかな?」とスマホをいじって情報検索に夢中になったりすると、興奮したまま1~2時間があっという間に過ぎてしまいます。ベッドでのスマホは控えておきましょう。
このように、通常生活に心身を慣らし、疲れた心身をいたわり、癒していけば、通常は1~2週間ほどで連休前のノーマルな自分に戻っていけると思います。「GW疲れ」のダウナーな気分に引きずられず、「早く元気にならなくちゃ!」と疲れた心身に鞭を打たず、心身の「慣らし」と「いたわり」「癒し」をコツコツ続けていきましょう。