布団は洗わないと汚れが取れない

布団のすすぎ水

左端がすすぎ始めの水、右端がすすぎ終わりの水です

着ている服を干すだけで洗わない人はいませんが、ほとんどの人は布団を洗ったことがないでしょう。布団を干してもダニを退治することは難しいです。しかも、干しただけではダニの死がいやフン、汚れ、花粉などを布団から取り除けません。布団も洗うと良いのですが、自宅やコインランドリーでの洗濯は難しいものです。

布団を洗うメリットは、主に3つあります。まず、中綿の汚れがスッキリ取れることです。私たちは眠っている間に、約200ccの汗をかいています。その多くが布団に吸収されて、中綿を汚します。中綿の汚れは布団の保温力や復元力を低下させますが、この汚れは水洗いしないとなかなか落ちません。

布団は洗えば保温力が回復します。丸八真綿が約10年間使用した布団で行った保温力試験では、新品の保温力を100%とすると敷き布団で33%、掛け布団で3%の回復がみられました。布団から逃げる熱は掛け布団より敷き布団からのほうが多いので、敷き布団の保温力が回復すると温かく眠られるはずです。

天日で布団を干しても、ダニは影の側に移動して生き延びてしまいます。布団を洗って乾燥することで初めて、ダニを殺し、ダニの死がいやフン、細菌、花粉なども洗い流せます。特に、専門業者で布団をクリーニングしてもらうと、ダニを全滅させることも可能です。

布団はこうしてきれいになる

布団クリーニング

大量の水で洗うから、布団がきれいになります

丸八真綿の関連会社「ザブザブ」では、自社の布団だけでなく他社で買った布団に対しても、クリーニングサービスを提供しています。年間20万枚以上、累計500万枚も行っている「ザブザブふとんクリーニング」は、次のような流れで行われます。

インターネットで申し込むと、宅配梱包キットと「おふとん診断書」が送られてきます。「おふとん診断書」に布団の状態などを記入し、宅配業者に布団を引き渡します。クリーニング工場では、届いた布団の汚れや傷みをチェックして、その布団にふさわしいクリーニング方法を決めます。

落ちにくい汚れやシミのある場合は、洗浄の前に数種類のシミ抜き剤を使い分け、超音波シミ抜き器やスチーム器なども併用してきれいにします。布団の中綿までしっかり洗剤をしみこませた後、巨大な洗浄機で洗います。布団一枚あたり200~300リットルもの水を使うので、中までしっかり洗ってすすげます。

布団の種類や中綿によって、最適の乾燥方法は違います。羽毛布団は回転させながら、羊毛パッドは静かに広げたまま乾燥させるのがよいです。自宅やコインランドリーでのように高い温度で乾燥すると、形が崩れてしまいます。クリーニング工場ではゆっくり乾燥させるので、布団がふんわり仕上がります。

最後に、汚れ落ちの状態や異物の有無などを検査して、依頼主の元へ返送されます。布団を工場に送ってから、約1週間で戻ってきます。料金は、布団を受け取った時に支払うシステムです。

「ザブザブふとんクリーニング」の料金

布団の丸洗いは、できれば年1回がおススメです。季節の変わり目などに、それまで使っていた布団をクリーニングに出す人が多いようです。

「ザブザブふとんクリーニング」には、上で説明した「スタンダードコース」のほかに、「抗菌・防臭コース」があります。このコースではスタンダードコースに加えて、オゾン殺菌処理と銀イオン抗菌処理が行われます。

気になる料金ですが、スタンダードコースでは1枚パックが6,300円、2枚パックが9,030円、一番人気の3枚パックが11,550円です。抗菌・防臭コースは1枚パックが6,930円、2枚パックが10,290円、3枚パックが13,440円です。

【関連サイト】
ザブザブ 布団クリーニング専門店
ふかふか大好き! 布団の正しい干し方と保管法


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