栄養管理/乳児・幼児・子供の栄養管理

子どもも喜ぶ!幼児が丸ごと野菜を食べる方法

1~3歳くらいの子供が喜んで野菜を食べてくれるようになる方法を紹介します。野菜のカット方法や調理法などにほんの少しの工夫を加え、頻繁に食卓に出せば食べるようになってくれるはず。調理スキル不要で調理時間もかからない野菜メニューです。

一政 晶子

執筆者:一政 晶子

管理栄養士・米国登録栄養士(RD) / 栄養管理・療養食ガイド

子どもに野菜を食べてもらうための3つのコツ

「野菜を食べてくれない……」多くのパパとママがぶつかる悩みです。小さく切って料理に混ぜて分からないようにするのも方法のひとつですが、今回は野菜丸見え&丸ごと料理を紹介します。1~3歳くらいまでの幼児が対象です。まずはキーポイントを3つ。

  1. 早くから丸ごと野菜に慣らす(手づかみ食べを大切に)
  2. 親も食べておいしいと思う方法で野菜を調理する
  3. 「野菜が嫌い」という言葉を使わない

手づかみ食べをしっかりサポートして下さいね。野菜が好きになる第一歩です。

ブロッコリーの塩オイルゆで
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)

塩オイルブロッコリー

塩オイルブロッコリー

ブロッコリーを食べやすい大きさに切り、沸騰したお湯に、塩とオリーブオイル少々を加えます。お湯はブロッコリーが3/4くらいつかる量でOKです。塩とオイルがブロッコリーの味を引き立たせます。

歯が無い赤ちゃんには歯茎でつぶせる固さになるまで煮る必要がありますが、成長に合わせて火を通しすぎないようにしましょう。ブロッコリーはある程度歯ごたえがあったほうがおいしいのは大人も子供も同じで、煮すぎると拒否する子もいるようです。

ブロッコリーのミルクチーズソース
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)

ミルクチーズソースかけ

ミルクチーズソースかけ

ブロッコリーに火を通します。ゆで、蒸し、電子レンジ、調理法は何でもOKです。ミルクチーズソースは、小さい鍋を準備し、大さじ1の小麦粉に牛乳140mlくらいを少しずつ混ぜながら加え、塊ができないようにします。混ぜた合わせ後に火にかけます。沸騰したら火を弱めて焦げないように2~3分かき混ぜてます。火から下ろしてチーズ1枚、塩少々を入れて味を整えてブロッコリーに掛けます。

チーズの種類を工夫すれば大人にも十分おいしい一品になります。カリフラワーにもよくあいます。

切りミニトマト、ミックスサラダ
(手づかみ食べ、歯・歯茎で噛める頃から)

カットミニトマト

カットミニトマト

ミニトマトを半分、または四分の一の大きさに切ります。料理とは呼べませんが、ミニトマトは甘味が強くて手づかみしやすいのでよく食べてくれるはずです。シンプルがベストです。丸ごとあげると喉に詰まらせる可能性があるので大きさに気をつけて下さい。

レタス、きゅうり、トマト、チーズ、オプションでハムが入ったミックスサラダもお勧め。歯があまり無い場合は、ミックスサラダは小さく刻んで下さいね。

インゲン豆のソテー
(歯で噛める頃から)

インゲン豆のソテー

インゲン豆のソテー

インゲン豆をオリーブオイル、薄切りにんにくでソテーして、塩で味を整えます。スプーンやフォークが上手に使えなくても手づかみでOKです。シャキシャキした歯ごたえに子供も喜んで食べてくれるはず。我が家の長男は大人の分も全部食べてしまうくらいこれが好物です。ポイントは細めで固くないインゲン豆を選ぶことです。

アスパラガスなどでも代用できます。塩の代わりにガーリック&醤油もおいしいです。

ゆでインゲン豆のソテー
(手づかみ食べ、歯茎で噛める頃から)

炒めてゆでるのも簡単でおいしい

炒めてゆでるのも簡単でおいしい

歯が無い子はシャキシャキ野菜はまだ無理です。食べさせてもむせてしまうはず。ソテーしたものに水を加えてしばらくゆでて軟らかくします。味は悪くはありません。水でなくてもだし汁などを加えても美味。

大人の分は炒めて、歯がない子供の分は水分を加えて煮るというテクニックは便利で、他の野菜にも応用できます。

ニンジンの塩ゆで
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)

ニンジン大好き!

ニンジン大好き!

ニンジンは食べやすい大きさに切って軽く塩をした湯でゆでると風味が増します。ただ煮過ぎるとべたっとして味が落ちるので、軽く歯ごたえが残る程度にしましょう。もちろん歯がない赤ちゃんにははぐきでつぶせる固さになるまで火を通します。

ニンジンは棒状に切ったり、クッキーカッターで星や花の形も作りやすいので、子供が好きな形を作ってあげるのもよいでしょう。

さつまいものオーブン焼き
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)

さつまいも

お芋のオーブン焼き。これはYUMというスイートポテト。

お芋を棒状に切ってオリーブオイル、塩でまぶしてオーブンで軟らかくなるまで火を通します。赤ちゃんもさつまいもを握って喜んで食べてくれるはずです。

大人の料理のサイドディッシュとしてもお勧めです。かぼちゃなども同じように調理できます。

 
シャキシャキ野菜

シャキシャキ野菜

野菜のマリネ・浅漬け
(歯でしっかり噛める頃から)

食べやすい大きさに切った大根とニンジンなどを市販の浅漬けのもとなどでにマリネします。水、酢、砂糖、塩などを混ぜて自分でマリネ液を作ってもOK。野菜として食べるので市販の素などは薄めて塩辛くならないように気をつけましょう。

特にある程度甘味が効いているとよく食べてくれるはず。マリネせずに生のニンジンやきゅうりスティックにしてもOK。慣れていればパクパク食べてくれるはず。

ベビーほうれん草のサラダ
(歯で噛める頃から)

ベビーほうれん草

葉っぱがとってもやわらかい

ベビーほうれん草に醤油やゴマベースのドレッシングを掛けます。苦味が強くないので小さい子でも喜んで食べてくれるはず。生の葉っぱにも小さいころから慣れさせておきましょう。葉がやわらかいのでレタスやキャベツなどより食べやすい場合もあります。

 

そぎとうもろこし
(手づかみ食べ、歯茎で噛める頃から)

とうもろこし

甘~いとうもろこし

とうもろこしは3~5分ゆでて、包丁で実を軽くそぎ落とします。芯に実を半分残すようにします。芯と一緒にお皿に盛ります。1歳くらいの子でも、上手に掴んで一粒ずつ食べるはず。芯も手に持ってかじりついてくれるでしょう。

とうもろこしは、そのままの形でうんちに出てくることが多いですが、実を半分に切ることで対応します。

 

アスパラガスのごまあえ
(手づかみ食べ、歯茎で噛める頃から)

ごまあえ

ごまあえで風味アップ

ごまあえも子供が大好きなメニュー。写真はアスパラガスですが、ゆでにんじん、ゆでインゲン豆、生のベビーほうれん草などにも応用できます。野菜をゆでる時間は子供の成長に合わせて調整してください。噛める子にはゆですぎないようにしましょう。上にも書きましたが歯ごたえが大切です。

すりごま小さじ1程度に醤油少々をたらします。お好みで砂糖を一つまみほどいれてもOK。簡単に作れます。


このほかにも、ゆでグリーンピース、ゆで枝豆、大根・ニンジンの煮付け、赤ピーマンのシャキシャキ炒めなどもお勧めです。子供と一緒に野菜を楽しみましょう!


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