タブレットPC/タブレット・電子書籍端末の選び方

タブレット・電子書籍端末の選び方のポイント

タブレット・電子書籍端末の選び方は、ディスプレイのタイプをはじめ、大きさや対応フォーマットなど、さまざまなポイントがある。タブレット・電子書籍端末を選ぶときにチェックしておきたいポイントをまとめた。

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日本でも広がり始めた電子書籍は、果たして根付くのか?

2010年1月に米Amazonの「Kindle DX」が世界約100カ国で発売され、日本国内でもシャープ「GALAPAGOS」、ソニー「Reader」が12月に発売されるなど、2010年は「電子書籍元年」となった。ソニーは2011年11月に「Reader」新モデルを発売し、独自の電子書籍ストア「Reader Store」もコンテンツを充実させている。

一方でシャープはAndroidをベースにした独自OSを搭載する初代「GALAPAGOS」を生産終了し、Android搭載の汎用タブレット端末としてGALAPAGOSシリーズを仕切り直した。カルチュア・コンビニエンス・クラブが運営していた電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」はシャープ独自運営の「GALAPAGOS STORE」になったが、コンテンツは着実に充実し続けている。

電子書籍端末はAndroid搭載の汎用タブレット端末が中心になりつつある中で、国内大手メーカーから新たに電子書籍専用端末も登場した。パナソニックはAndroidをベースにした7インチカラー液晶搭載の電子書籍端末「UT-PB1」を2011年8月に発売し、東芝も2012年2月にAndroidベースの7インチ電子書籍専用端末「BookPlace DB50」を発売した。

パナソニックが同社の直販サイトなどで2011年8月に発売した「UT-PB1」

パナソニックが同社の直販サイトなどで2011年8月に発売した「UT-PB1」

東芝が2012年2月に発売した「BookPlace DB50」

東芝が2012年2月に発売した「BookPlace DB50」


どちらもAndroidベースながら電子書籍中心に機能を絞っており、価格帯もAndroidタブレットに比べて割安になっている。

まだ国内では電子書籍ストアも乱立状態で、頭一歩抜けたようなストアは登場していない。コンテンツも十分とは言えない状況ではあるが、iPad 2やAndroidタブレットなど多数の電子書籍対応端末が発売されており、電子書籍市場は着実に拡大しているようだ。

現在は日本語版電子書籍を販売していない米アマゾンも、日本進出に向けて各出版社などと交渉を始めているという報道がなされている。米国ではAndroid搭載の格安電子書籍端末「Kindle Fire」も発売して大ヒットしており、今後ますます活況を帯びていくのは間違いのないところだろう。

米Amazonが2011年11月に米国で発売した7型ディスプレイ搭載のAndroidタブレット「Kindle Fire」。199ドルという価格が魅力で大ヒットしている

米Amazonが2011年11月に米国で発売した7型ディスプレイ搭載のAndroidタブレット「Kindle Fire」。199ドルという価格が魅力で大ヒットしている

ソニーが2011年11月に発売した「Sony Reader」シリーズ

ソニーが2011年11月に発売した「Sony Reader」シリーズ


タブレット・電子書籍端末を選ぶときのポイントは、
ディスプレイと使い方

電子書籍端末の表示ディスプレイは大きく「電子ペーパー(電子インクディスプレイ)」と「液晶ディスプレイ」に分かれる。いわゆるタブレット端末は基本的に液晶ディスプレイだ。

電子ペーパーはモノクロだが、バックライトを用いる液晶と違って視認性は紙に近い。一度表示すると電池を使わずに画面を保持できるため、バッテリーが消耗しにくいだけでなく、明るい環境下でも見やすいといった特長を持つ。一方で液晶はカラー化が容易、表示スピードが速いなどの特長があり、用途や好みによって選ばれている。

ソニーが運営する電子書籍ストア「Reader Store」のWebサイト(http://ebookstore.sony.jp/)

ソニーが運営する電子書籍ストア「Reader Store」のWebサイト(http://ebookstore.sony.jp/)


電子書籍が読めるスマートフォンも携帯電話キャリア各社から販売されており、一口に「電子書籍端末」と言ってもかなり幅広くなっている。

次のページでは、それぞれのポイントについて解説しよう。まずはディスプレイからだ。

更新日:2012年02月27日

(公開日:2011年05月21日)

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