予防接種・ワクチン/子宮頸がん(HPVワクチン)の予防接種

子宮頸がん予防ワクチンの効果と接種方法(3ページ目)

2009年12月、日本でも子宮頸がん予防ワクチンの発売が開始しました。子宮頸がんの原因の1つであるヒトパピローマウイルス感染を予防する効果があるワクチンについて、詳しく解説します。パピローマウイルスとそのワクチンについて詳しく説明したいと思います。

清益 功浩

執筆者:清益 功浩

医師 / 家庭の医学ガイド


予防ワクチン接種の回数と費用

子宮頸がんの予防のHPVワクチンはとても高価で、1個が12000円程度します。医療機関で接種する場合、諸費用が加わり個人の負担は1回15000円~20000円程度になるでしょう。

不活化ワクチンなのでDPT三種混合ワクチンのように複数回接種する必要があり、現在は3回接種が推奨されています。初回接種、1ヶ月後接種、5ヶ月後接種の3回です。筋肉注射で、DPT予防接種よりも、接種部分の腫れや痛みが起きやすいことがあります。

予防接種に公費負担があるオーストラリアでは、HPVワクチンの接種はかなり普及しています。日本での接種はまだ高額。個人的見解ですが、子宮頸がんを約70%予防してくれる効果があるので、予防効果に対する安心感はもちろん、治療、治療費、労働喪失などマイナス面を十分補うことのできるワクチンと考えられます。このワクチンもまた、国民の生命を守ることができる国がすべき事業の一つかもしれないのです。一刻も早い公費負担が実現することを願ってやみません。
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