メンタルヘルスの分野を中心に執筆する産業カウンセラー、ジャーナリスト。都内私立大学学生相談室カウンセ…
自傷行為・自殺願望
更新日:2003年07月27日
日本の自殺者は5年連続で3万人を超えました。その背景にはどんな問題があるのでしょう。また、自殺する人の精神状態や防ぐ方法はあるのでしょうか?
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自殺する人の精神状態は どうなっているの? |
自殺者が急激に増えたのは、5年前の98年。この年の自殺者は32,863人で、前年(97年)の24,391人より8千人以上も増えました。98年は経済がマイナス成長となった転機の年であり、経済・生活問題を自殺理由にあげる人もこの年から徐々に増えていきました。
昨年のデータでは、なかでも負債(4,143人、前年比664人増)、生活苦(1,168人、前年比232人増)、失業(683人、前年比117人増)の3つの理由が増えており、不況やリストラなどが色濃く影響していることが読みとれます。
年齢別に見ると、60歳以上が最も多く3人に1人(11,119人)、以下年代が低くなるごとに少なくなっていきますが、経済・生活問題を自殺理由にあげる人は30~50代に最も多いという特徴があります。
さて、自殺をする人の精神状態で、もっとも関連性が深いものは何でしょう?次のページで見ていきたいと思います。