起業・会社設立のノウハウ/事業計画書・ビジネスプラン

事業計画書を作る(3ページ目)

なんだか面倒くさそうな事業計画書。しかし、この事業計画書があなたの起業をサポートする最大のツールになります。まずは事業計画書は何かを理解しましょう。

執筆者:日下 康幸

事業計画作成に必要な要素(続き)

パソコン
やっぱりパソコンで作成が便利
実際に参入する事業とその市場が特定できたら売上や費用面について計画を立ててみましょう。

4.経営計画
あなたが事業をどのように経営していくのか以下の内容でまとめてみましょう。ポイントは月次で作ること!後で見返したり、計画の変更が容易になります。
・販売計画:どこで誰にどのくらい販売できるのかを、商品・サービス別、販売チャネル別に時間軸を作ってまとめてみましょう。広告宣伝による販売の伸びを期待する場合、どのようなタイミングでどのような広告宣伝施策を取り、いくら費用がかかるが、結果どのような効果が期待できるかを明確にしましょう。
・仕入計画:商品の仕入れが必要な場合、販売計画とあわせて仕入れの計画を立てましょう。これにより、必要なキャッシュフローや在庫をストックするために必要な面積がわかります。
・設備計画:商品の販売や仕入れ計画によって、必要な設備とその準備に必要な金額を見極めましょう。
・人事計画:販売や仕入と設備の他に重要な要素として、人員計画があります。予定している売上を達成するためにどのように人員をいれていくのか計画を立てましょう。人を雇うには採用費、雇うと設備や給料が発生します。事業を行う上で一番コストがかかるところですが、少なく見積もり過ぎないように作成しましょう。
・人材についてのプロフィール:多くの投資家が事業計画に期待するのは、事業に参加する人間のバックグラウンドです。この新しい事業を進めるにあたってどの程度の知識を持っているのか、またどのような経験を持っているのかということが、投資する際の評価のポイントになりやすいのは言うまでもありません。どうしてこの事業が成功するのか人的リソースから説明できるようにしましょう。もし今までのバックグラウンドと新規事業の関係が直接的でない場合でも、なんらかの関係性を定義し、「だからうまくいく」というのを言えるようにしましょう。

5.資金調達
経営計画に基づき、いくらの資金がいつのタイミングでいるのかということを計画していましょう。そして、その資金をどのような手段で調達するのかを考えていくことが大事です。まずは立上げ時の資本金。それから、銀行の借入。加えて、第三者割り当てによる増資です。エンジェル投資、ベンチャーキャピタル、一般事業会社から出資を受ける場合の第三者割り当て増資では、創業者であるあなたの持ち株比率が下がって会社がのっとられないように、あなたが実行する事業の将来価値を判断することにより出資額≠発行株式としない方法が一般的です。

6.損益・収支計画
ここまで事業計画ができたら、3年から5年ぐらいの損益・収支計画書を作りましょう。一般的にな損益計算書を参考に売上、売上原価、売上総利益、販管費、営業利益、営業外収益、営業外費用、計上利益、特別利益、特別損失、税引前純利益、法人税、当期純利益を整理してみましょう。

>事業計画作りに必要なエッセンスを一通り網羅したところで次では事業計画を作る際のポイントについてまとめてみます。
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