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独自ドメインがタダ!マイクロソフトの戦略(3ページ目)

独自ドメイン、レンタルサーバーが全てタダ。マイクロソフトが提供を始めたOffice Live Basics。実はキーワード広告へ進出するマイクロソフトの壮大な新戦略です。

水谷 哲也

執筆者:水谷 哲也

企業のIT活用ガイド

連絡先はWhoisデータベースで公開されます

注意しないといけないのが連絡先情報です。

ドメイン名を登録するということはドメインの登録者になるということです。ドメインの登録者については名前、電話、住所、メールアドレスなどの連絡先情報(英語)がWhoisデータベースに登録され検索できるようになります。
→ 『Whoisサービス(英語)』 「.com」「.net」などの登録者を検索
→ 『Whoisサービス』 「.jp」の登録者を検索

※Whoisデータベースとは
ドメイン名の登録情報データベースで誰でも検索することができます。インターネット上で起きる問題は、当事者同士で自立的に解決するのが鉄則で、そのためドメイン名に関する登録者の連絡先等がWhoisサービスに掲載されています。

連絡先が公開されますので自宅で仕事をしているSOHO事業者や個人事業主などは注意された方がよいでしょう。

クレジットカード番号の入力が必要

無料サービスですが、クレジットカード番号の入力が必要です。
登録にはクレジットカード番号の入力が必要
登録にはクレジットカード番号の入力が必要

これは不正利用を防止するためで有効なクレジットカード番号を入力させることで悪意のあるユーザーの登録を減らしています。

またクレジットカード1つに対して、1ドメインしか取れないようになっています。

有料のオプションサービスなどを選択すると登録したカードから引き落とされます。

Office Live Basicsでホームページ作り

登録が終わると画面が変わり、「Office live Home」という管理画面に変わります。
Office live Homeでホームページを作成
Office live Homeでホームページを作成

この画面でホームページを作成したり、メールアドレスを作ったりできます。

ホームページは最初から「ホーム(トップページ)」、「会社紹介」、「お問い合わせ」、「サイトマップ」の4ページが出来ており、ブログを扱うような感覚でホームページを作成していくことができます。ヘッダーの名称や画像、全体のデザインもすぐに変更することができます。

プロバイダーで同じようなサービスをしているところもありますが、Office Live Basicsの方がメニューが豊富です。

すごいのは必要となるページを統一感を保ちながら、どんどん作れることです。「製品またはサービス」、「比較グリッド(製品などの比較表)」、「FAQ」、「プレスリリース」、「ニュースレター」、「社員紹介」などの雛形が揃っており、選んで必要となる情報をいれていくだけです。簡単に10ページほどのWebサイトを作り上げることができます。

ただ確かに扱いやすいのですがHTMLで細かな修正などは出来ません。おしきせではなくもっとデザイン的に凝りたい場合は機能アップ版の『Essential』と『Premium』を使うことになります。

ホームページを登録すると独自ドメインのWebサイトがすぐ立ち上がります
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