大学生の就職活動/就職活動の選考対策

就活面接対策 独りよがりな自己PRに要注意

いくら素晴らしい自己PRを創り上げたとしても、面接官に伝わらなくては意味が無い。だからこそ、今一度、自分の「コミュニケーション力」を省みてみよう。「海外で働く」ガイドの須子さんの著書を教科書にしよう。

執筆者:見舘 好隆

面接は、コミュニケーションが全てである

コミュニケーション集中治療室
『コミュニケーション集中治療室』(須子はるか、松村香織)は面接対策本としての今年の最高傑作である!
「ビジネス社会で求められる力の中で、最近『コミュニケーション力』が、特に注目されています。就職活動でもそれは同じ。しかし、その多くは、『コミュニケーション力』と『上手に発表する力=プレゼンテーション力』を混同しています。しかし、重要なのはあくまでもコミュニケーション力。いくらプレゼンが上手でも、ピントが外れていては人の心は動きません。面接において何よりも大切なのは、この『的を得た受け答えをすること』なのです」(出典:『就職のオキテ』サカタカツミ)

就職活動スタート。エントリーシートや筆記試験、志望動機や自己PR作成に頭を抱えていると思うが、きっと一番恐ろしいのは「面接」だろう。

一体どんなことを聞かれるのだろう?
難しいことを聞かれたらどうしよう?

きっとそんな思いを持っていると思うけど、心配するべからず。面接官がチェックする最大のポイントは、志望動機や自己PRの内容ではない。質問の答えではない。学歴でもない。すべては「コミュニケーションができるか?」の一点である。

だって、考えてみてほしい。新卒採用は中途のように即戦力を期待されているのではない。長期間、育てることを前提とした「将来性」に期待して採用するのだ。よって面接官は、すくすく育ってくれる「素材」を獲得したいと思っている。そしてその「素材」に必須の能力が、「コミュニケーション力」なのだ。なぜならば、コミュニケーションができない人材にいくら手間暇かけても育つわけが無いのだから。

面接官は面接において、君の「コミュニケーション力」を全身で感じ取ろうとしているのだ。




というわけで今回は、「コミュニケーション力」について深く述べていきたい。
テキストは私と同じAll About「海外で働く」のガイド、須子はるかさんの著作『コミュニケーション集中治療室』だ。

須子さんが記した『コミュニケーション集中治療室』は、単に会話を操るテクニックが書かれている類いのノウハウ本ではない。あくまでも、相手との間に「共感をはぐくむ」コミュニケーションができるように、とてもわかりやすく整理し「コーチング」してくれている本です。
コーチング:クライアントやメンバーの能力を最大限引き出し、目標達成を支援するコミュニケーションスキルのこと。


面接官ともし「共感」できれば、内定獲得は間違いない。

さあ、一つ一つ自らのコミュニケーション力を、ブラッシュアップしていこう。

<目次>
  1. 伝えたつもりがひとりよがり病
     
  2. オレオレ症候群
     
  3. 会話マンネリ化ウイルス
     
  4. ネガティブな思い込みシンドローム
     
  5. 自己主張不全症候群



※次のページで、伝えたつもりがひとりよがり病の処方箋をゲットしよう!

※面接によっては、キャリアコンピタンシーの有無を測る設問をあらかじめ用意し、その答えで合否を決めている会社もある。しかし、コミュニケーション力があればきっとその面接も乗り越えられると思うよ。普段からそのコミュニケーション力を発揮していればね。

※キャリアコンピタンシー:「変化の時代には、個人が自分の将来像を明確に描くことは不可能であり、しかもキャリア構築は予定通りにはいかない。であるならば、自分にとってより好ましい変化を仕掛け、キャリアショックに備える行動をとらなければならない。その能力をキャリアコンピタンシーと呼ぶ。」(『キャリアショック』高橋俊介)

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