話し方・伝え方/上司・年上・年下との話し方

部下に慕われる花見での会話術(3ページ目)

そろそろ花見シーズン。環境が変わったばかりの人にとっては緊張する職場のイベントです。そんなときに先輩として上司として彼らの気持ちをひきつけて、親しみを持たれるようにするには……。

執筆者:立川 亜美


「どうぞ」という合図があったら話し出す

お花見の後にも
印象に残ったこと具体的に伝える。
会話が弾んでひとしきり盛り上がった! そんなときに出来るふとした「間」。このあとはどうしたら……と考えてしまうことないですか? 相手が十分に話して一息ついた区切りなら、今度はあなたが話をする番です。

話の途中で「○○さんは、どうなんですか?」などと相手から質問してくる場面もあるはず。こんなときは「今度は、聞き役になります」という相手からのシグナルです。相手は心が打ち解けてきて、あなたのことを知りたくなっているのです。そのときの会話の流れのテーマで自分のことを話しましょう。

飲み物のことを話していたならば「一番好きなのは焼酎で、ほとんど毎日飲んでいますね」という感じ。あなたがどういう人なのか、がわかるような話がいいですね。きっとお互いの共通の話題を見つけられ、会話が盛り上がりますよ。

親しさが増す翌日のひと言

共に笑い楽しく過ごした「お花見」イベント。その翌日に顔合わせたら、当日のことをさりげなく話題にしましょう。職場でも差しさわりがない場所ならば、ひと言、ふた言の感想を伝えましょう。「とても楽しそうに話す人なんですね」とか「仕事に対する気持ちが伝わってきた」というように、相手のいいところを見つけて声をかけましょう。あなたが感じた相手の好印象を素直に伝えるのが、一番相手の心に届きますよ。

自分のことをわかってもらえたと感じ、あなたに親近感を抱くでしょう。そしてきっと「この人と一緒に仕事をしたい!」と思ってもらえるはずですよ。


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