乳児育児/ねんね期

生後2ヶ月の赤ちゃんの発達と生活のポイント

生後2ヶ月になると、赤ちゃんは昼と夜の区別が段々ついてきます。お風呂やお散歩の時間を一定にして、生活のリズムを整えていきましょう。

この記事の担当ガイド

子育て支援に携わる全国13万部発行「育児情報誌miku」の編集長

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ぐんぐん大きくなるよ

2ヶ月

生後2ヶ月。周囲の音にも反応するようになる

ふっくらしてきた赤ちゃん、さらにどんどん成長します。個人差はありますが、体重は1日に約25~30g増えて、3ヶ月くらいには体重は5~6kgに。わずか3カ月で生まれたときの約2倍にもなるのです。

体もますますしっかりとしてきます。首がすわってくるのはもう少し先ですが、頭がぐらぐらすることは少なくなってくるでしょう。赤ちゃんの抱っこも楽になるはず。

うつぶせにすると頭を少し持ち上げて、中には、音のするほうを向くようになる子も。ごきげんがいいときに、「ママはこっちですよ」「パパだよ!」と声をかけたり、ガラガラなど音のするおもちゃを鳴らしたりしてみましょう。
 

もう、おなかいっぱいだぁ

飲み方もますます板についてきます。1回で飲める量が増えて、授乳にかかる時間が短くなる赤ちゃんもいます。

一方で飲む量が急に前よりの減ったと感じる赤ちゃんもいますが、これは「もう、おなかがいっぱいだ」と赤ちゃんがわかるようになったから。満腹になったことを知らせる満腹中枢が発達している証拠です。赤ちゃんが元気でご機嫌なら心配ありません。

赤ちゃんが自分から口を離して、それ以上飲まないようだったら、無理強いはしないで、目を合わせて「もうおなかいっぱいなのね。じゃ、ごちそうさまね」と、声をかけて切りあげてもいいでしょう。
 

昼間と夜の区別がついてきます

日中に起きている時間が長くなってきます。授乳の間隔もあいてくるので、夜中におっぱいで起きることもだんだんと減り、夜に眠る時間が増えてきます。昼夜が逆転している赤ちゃんもいますが、そのうちに昼と夜の区別がついてくるので大丈夫。

赤ちゃんの生活リズムが整うように、少しずつ生活にメリハリをつけていきましょう。朝はなるべく早く起きて、「おはよう朝だよ」と、カーテンを開けてお日さまの光を取り入れます。日中は、外気浴をしたり、一緒に遊んだりと活動的に過ごすといいですね。お散歩の時間も、午前中や午後などとある程度、毎日決まった時間を決めておくと、1日のサイクルが作りやすくなります。夜、寝かせるときには、できればテレビを消して、部屋も暗くして、静かで落ち着いた環境を作れるといいですね。

手っておもしろいね

赤ちゃん

手を見つめたり、しゃぶったり

体の動きが活発になり、手足をぐぐっと伸ばしたり縮めたり、バタバタさせることもあります。視力が発達して、目の前のものに注目して、それを目で追うこともできるようになります。

この時期の赤ちゃんによくみられるのが、自分の手をじっと見つめる動作。まるで「これはなんだ?」と考えてこんでいるような真剣な表情です。これは「ハンドリガード」といって、自分の体を意識し始める第一歩。赤ちゃんは、たまたま視界に入ったものに興味を持っただけで、それが自分の手とはまだ分かっていません。急に目の前に表れた不思議な物体=手の動きをじーっと眺めていて、口に近づいてきたら、なめたり吸いついたりしてみて、自分の体の一部であることを学んでいきます。
 

ほほえんだり、声を出したり

今までは、お腹が空いた、熱い寒い、痛いといった、基本的な快・不快の感情があるだけでしたが、だんだんと細かく分化していき、さらに複雑になってきます。満足したり、気持ち良かったりすると、ニコっと笑顔を見せるようになります。

また、「アーアー」「ウングウング」などと声を出すことも。これを「喃語」といいます。特に意味はなく、自分の体から音が出てそれをコントロールできることを楽しんでいるのだともいわれています。声を出して聞く練習の第一歩ですね。ママやパパが話しかけると、目を輝かせて「アーウー」「ウングウング」と返してくることもあり、まるで会話をしているよう。いっぱい話しかけておしゃべりを楽しみましょう。
 

遊んでもらうとうれしい!

おっぱいを飲む以外はほとんど寝ていた赤ちゃんが、自分で興味を持って首や目を動かし、外からの刺激を感じて、いろんなことを学んでいくようになります。天気の良い日は、日光浴やお散歩をして、外の空気や自然の音などたくさんの刺激を与えてあげましょう。

赤ちゃんが喜ぶのはなんといっても、ママやパパが一緒に遊んでくれること。とはいっても、「さあ、遊ぶぞー!」と、構える必要はありません。おむつ替えや授乳、お風呂のときはおしゃべりのチャンス。たくさん声がけをしてあげて。それ以外でも、お気に入りのおもちゃを見せたり、抱っこして歩いたり、たくさん触れ合って、たくさん話しかけてあげればいいのです。ママやパパ、おじいちゃんやおばあちゃんなど、たくさんの人と関わることで、言葉や情緒がより豊かに育っていきます。
 

ママと赤ちゃんが一番。あれもこれもと無理をしないで

赤ちゃんがしっかりおっぱいを飲めるようになる一方で、ママは、乳腺炎などおっぱいトラブルが起こりやすい時期です。ミルクの人では、生理が始まる人もいます。ママは産後の疲れもあり、体調を崩しやすいこともありますから注意が必要です。気になることがあればすぐに病院へ。受診中、赤ちゃんを見てくれる人がいなければ、病院に赤ちゃんを連れて行っても大丈夫か問い合わせてみたり、地域のファミリーサポートなどの育児支援制度も利用しましょう。赤ちゃんの生活リズムが整うと、ママもまとまった睡眠がとれるようになります。夜昼構わず、休めるときには赤ちゃんと一緒にしっかりと休んでおきましょう。

今までは赤ちゃんと自分のことだけで精いっぱいでしたが、少しずつ他のことが気になり始めるころ。まじめな人ほど、家のこともきちんとやろうとして自分を追い詰めてしまいがち。無理をするとストレスになるばかりです。パパにも協力してもらい、家事は省けるところは省き、じょうずに手を抜いていきましょう。

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更新日:2015年01月13日

(公開日:2010年09月06日)

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