乳児育児/ねんね期

生後1ヶ月の赤ちゃんの発達と生活のポイント

生後1ヶ月になると、赤ちゃんは少しずつ表情が豊かになってきます。お天気を見て、お散歩にも出かけましょう。

この記事の担当ガイド

子育て支援に携わる全国13万部発行「育児情報誌miku」の編集長

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ふっくらした赤ちゃんらしい体に

赤ちゃん

生後1ヶ月。ふっくらしてきました

生後1ヶ月は赤ちゃんの成長がもっともいちじるしい時期。個人差はありますが、この1ヶ月で体重は約1kg増えて、身長は約3~4cmほど伸びます。皮下脂肪が付いてきて、丸々とした赤ちゃんらしいふっくらした体つきに。たよりなく感じた小さな手足も、肉がついてしっかりとしてきます。

運動機能も少しずつ発達し始め、手足を盛んにばたつかせることも。2ヶ月近くなると、うつぶせにすると少し首を持ちあげたり、あごをつけたまま首を左右に動かしたりする様子が見られることもあるでしょう。


おっぱい、じょうずになったでしょ

生まれたばかりのころは、おっぱいを飲むのがヘタだった赤ちゃん。いつの間にか「ごくんごくん」という音が聞こえるくらい、じょうずに飲めるように……。口の周りの筋肉が発達して飲む力が強くなり、上あごと舌で乳首を挟んでしごくように吸うという飲み方も上手になってきた証拠です。匂いや触感で乳首を探していた赤ちゃんが、視力がついてきて、目でも探せるようになってきています。

おっぱいがじょうずになると、授乳と授乳の間隔が定まってきます。生まれたばかりのころに比べて間隔があいてくる赤ちゃんも多いでしょう。ただ、赤ちゃんによって個人差が激しく、授乳が一定になるまで3~4ヶ月かかる赤ちゃんもいるので、あせらなくて大丈夫。3~4時間おきで1日に7~8回くらいで、授乳にかかる時間も毎回ほぼ一定になってくる赤ちゃんもいます。


少しずつ生活にリズムがうまれてきます

寝てばかりの赤ちゃんも、だんだんと長い時間起きているようになります。平均的には3~4時間おきに寝るようになりますが、まだまだ個人差が大きく、長く寝る子もいれば、細切れ睡眠の子もいます。一人で自然に寝てしまう赤ちゃんもいますし、眠くなると必ず泣きだして、寝入るまで時間のかかる子も。なかなか寝ないときは、抱っこしてあげたり、添い寝して声をかけてあげたりしましょう。ママやパパを身近に感じると赤ちゃんは安心できるものです。

うんちやおしっこも、ある程度ためておけるようになり、少しずつ回数が減って、まとめてできるようになってきます。授乳のたびにうんちをしていた赤ちゃんも、1日に数回程度に減ってくるでしょう。

表情が豊かになって、泣き方にも違いが

起きている時間が長くなり、動きが活発に。顔の周囲の筋肉が発達して、顔立ちもはっきりしてきます。視力もついてきて、動くものを追う「追視」ができるようになってきます。あおむけに寝かせて、目の前でカラフルなガラガラなどをゆっくり左右・上下に動かしてみましょう。少しずつですが、目で追うようになります。目の動きも発達するので、周囲を意識して見たり、動くものを目で追うこともあります。

いろいろなものに反応して、豊かな表情をみせてくれます。機嫌がいいか悪いかが様子に表れるようになってきます。機嫌がいいと、「あ~」「う~」などの声を出す子も。パパやママも赤ちゃんの顔を見ながら真似して「う~」「あ~」と返してみましょう。赤ちゃんとのお話がはずみます。

泣き方にもバリエーションが出てきます。おむつがぬれているとき、おなかがすいているとき、甘えているとき、ぐずっているときなどで、泣き方に違いが出てくる赤ちゃんもいます。この時期になると、ぐずってよく泣くとか、きげんのよい時間が多い・少ない、おっぱいの飲み方がじょうず・へたなど、赤ちゃんによって違いが出てきます。同じくらいの赤ちゃんの成長と比べて不安になることもあるかもしれませんが、それぞれの赤ちゃんの個性だと思って、おおらかな気持ちで見守っていきましょう。


お外へでかけよう

赤ちゃんは、ある程度の環境の変化には対応できるようになってきています。そろそろ外気浴をさせてあげましょう。外の空気や、光、音に触れることが刺激になって心や体の発達を促します。

天気の良い日の午前中、赤ちゃんの機嫌がいいときに、1日5分くらいからはじめましょう。最初は、ベランダに出たり、建物の周りを歩くだけでもOK。慣れてきたらベビーカーで近くの公園に行ったり、家の近所を一周したり。ママにとっても、よい気分転換になります。

お外へ出たら、「涼しい風邪だね」「犬の鳴き声が聞こえるね」「電車が走ってるよ」と、話しかけましょう。お散歩がいっそう楽しくなります。


一緒のお風呂、楽しいね

1ヶ月を過ぎると、少しずつ抵抗力がついてくるので、家庭のお風呂に入ることもできます。湯温は、おとなには少しぬるい程度の38~40度。大きい浴そうはベビーバスよりもあたたまりやすいので、短い時間で。ママとパパで役割を分担して連携プレーができるといいですが、一人のときは、入浴後の着替えなど事前準備で手際よく。ママが一人で入れる場合は、入浴後に羽織れるガウンなどがあると便利です。


1ヶ月健診に行こう

月齢に応じた定期健診は、赤ちゃんが順調に育っているか、健康状態はどうかをチェックするためのもの。指定された日に保健所などで受ける集団健診と、自分で小児科で受ける個別健診があり、月齢によって公費負担のあるものや自己負担の健診もあります。自治体によって異なるので、広報などをチェックし、分からないときは問い合わせして、忘れずに受けるようにしましょう。

1ヶ月検診は、ほとんどの場合、出産した病院かかかりつけの小児科で受けます。身体計測をして成長を確認し、外からの刺激に対する反射や反応、全身の観察・触診をして、出産時には見つからなかった病気がないかなど、こまかく調べます。また、ビタミンK欠乏症予防の投与をします。病院によっては、母乳指導や育児相談が受けられるので、心配事があったら、どんどん相談しましょう。

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更新日:2015年01月13日

(公開日:2010年09月06日)

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