炊飯器で簡単! 本格的な甘酒のレシピ・作り方
麹(こうじ)とお粥で、本格的な甘酒を作ります。
炊飯器の保温機能を使えば、誰にでも簡単に、本物の甘酒を作ることができます。砂糖を使っていないのに甘味たっぷりです。温度を一定に保つために、炊飯器に蓋をしないで作りましょう。
アルコール分が入っていないので、小さいお子さんでも飲めます。桃の節句の白酒代わりに作ってあげてはいかがでしょうか。
炊飯器の保温機能を使えば、誰にでも簡単に、本物の甘酒を作ることができます。砂糖を使っていないのに甘味たっぷりです。温度を一定に保つために、炊飯器に蓋をしないで作りましょう。
アルコール分が入っていないので、小さいお子さんでも飲めます。桃の節句の白酒代わりに作ってあげてはいかがでしょうか。
炊飯器で作る甘酒の材料(4人分)
炊飯器で作る甘酒の作り方・手順
甘酒の素を作る
1:米をといでお粥を炊く
米をといで、おかゆ用の水加減をして、おかゆコースにあわせてスイッチを入れる。
2:麹をほぐす
麹を手でバラバラにほぐしておく。
3:おかゆに冷水を加えて少し冷ます
スイッチが切れたら内釜ごと取り出す。おかゆをヘラで混ぜ、冷水を2カップ強(450ccぐらい)混ぜて温度を下げる。
おかゆが熱すぎるとうまく発酵しません。目安は60℃ぐらいです。4:おかゆに麹を混ぜる
おかゆに麹を加え、ヘラで均一になるように混ぜる。
このとき、ひたひたにならないようであれば、ぬるま湯を足します。5:炊飯器にセット
表面を平らにならし、炊飯器にセットする。
6:盆ザルかタオルで蓋をして保温
炊飯器の蓋は開けたままにして、盆ザル(またはタオルか布巾)をかけて、保温スイッチを入れる。
炊飯スイッチではありません。7:4~5時間保温して発酵させる
1時間半~2時間おきにかき混ぜながら、5時間ほど発酵させる。
画像は4時間後のもの。辺りに甘酒の匂いが漂い、かなり甘くなっている。が、粒が少し硬いので、もう少し発酵させることにし、今回は合計5時間保温発酵させた。
これで完成でもいいのですが、さらにまろやかにし、長持ちさせるために仕上げの加熱をします。画像は4時間後のもの。辺りに甘酒の匂いが漂い、かなり甘くなっている。が、粒が少し硬いので、もう少し発酵させることにし、今回は合計5時間保温発酵させた。
8:仕上げの加熱
蓋を開けたまま炊飯スイッチを入れ、時々かき混ぜながら、沸騰直前(90℃ぐらい)まで加熱して、塩を1つまみ加えてスイッチを止める(今回は20分間加熱)。
蓋を開けたままでの炊飯ができない炊飯器の場合は、普通の鍋に移しかえて、火にかけて加熱します9:冷ます
別の容器に移して冷ます。
室温が高い季節は、発酵が進み過ぎないよう、容器ごと冷水に浸けて冷やします。10:飲み方
飲むときは、必要なだけ小鍋にとりわけ、お好みの固さに薄めて温める。
器に注いでお好みでおろし生姜をのせる。割り箸などでかき混ぜながら飲む。
甘味が足りないようであれば砂糖を加え、塩気が足りないようであれば塩を少量加えます。器に注いでお好みでおろし生姜をのせる。割り箸などでかき混ぜながら飲む。
ガイドのワンポイントアドバイス
できあがったのは「甘酒の素」です。どろどろの濃い状態ですので、お好みに合わせて薄めて飲みます。発酵させる温度は60℃ぐらいがベストです。高すぎても低すぎてもいけません。色々試した結果、炊飯器で蓋をしないで保温して作ったのが最も理想的な甘酒になりました。余った「甘酒の素」に塩を加えれば漬け床に、大根を漬ければおいしいべったら漬けができます。なお、最後の仕上げ加熱を炊飯器ですることについてですが、蓋を開けての保温は殆どの炊飯器が可能なはずです。でも、炊飯はできないものもあります(圧力式炊飯器など)。そのときは鍋に移し変えて、火にかけて加熱してください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。