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日本山岳耐久レース(山耐・ハセツネ)対策(3ページ目)

体力走力だけではない、知力も総動員して戦うのが日本山岳耐久レース(「山耐」「ハセツネ」)です。ひと月余に迫った2008年大会までに<抜け>をなくす最後のチェックを。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド

2,000名を超える参加者

第一関門の浅間峠。上位者は明るいうちに通過。とどまる者はいない
第一関門の浅間峠。上位者は明るいうちに通過。とどまる者はいない
参加者が多い(定員2,000名)大会としては距離が長いといえるでしょう。OSJおんたけウルトラトレイル100kmのような長い距離の新設レースも生まれていますが、参加人数なども考慮すると、大会規模としては群を抜いているかと思います。参加人数が多いだけに渋滞も発生し、上位を狙うならペース設定にも工夫が必要になります。

夜間に走る珍しい大会

夜間に走るのも山耐の特徴。ランナーのゴールタイムのボリュームゾーンは15時間前後ですが、スタートして5時間も経つとライトが必要になり、以降ゴールまで夜間を走ると言うことになります。このことは下見や装備に深く関わってきます。

開催日は10月10日前後が多いのですが、選挙の関係で10月最終週末に開催されたことがありました。半月ほどのずれですが、日没や気温などがかなり変わります。

給水もこのコースの留意点です。十分な水場が御岳に近くなるまでありません。スタートから56~57kmになります。大会では42kmの月夜見で給水が用意されていますが、試走時はすべて持って走らなければなりません。

事故原因に疑われる脱水症状

昨年2007年のレース事故検証報告が都岳連オフィシャルサイトに載っており、予想される事故原因について解説しています。

その中に触れられていないのですが、私は脱水症状を複合原因として重視すべきではないかと思っています。脱水症状になると体がふらついてきます。マラソン、駅伝中継などでご覧になった人も多いと思います。気温が低いと案外と水分を取り忘れて、知らぬうちに脱水症状を起こしていることがあります。水分補給は、15分に1回とか20分に1回とか決めておくといいでしょう。

路面は、一般的な山道、月夜見の下りに長いツルツルの赤土斜面があるのと、大岳山の上り下りは岩が出ていますが、困難というわけではありません。
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