DTM・デジタルレコーディング/DAWソフト活用ノウハウ

Cakewalkの新世代キーボードA-PROシリーズ(3ページ目)

3月下旬、RolandからCakewalkブランドのUSB-MIDIキーボード、A-PROシリーズが発売されます。一足先に、32鍵盤のA-300PROを使うことができたので、どんなキーボードなのか試してみました。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

19種類のコントロールマップを実装

A-PROシリーズ
Cubase、Logic、DigitalPerformer、Live、GarageBandなどのコントロールマップを搭載
これだけ多くあるノブやボタン、スライダーをひとつずつアサインしていくとなると、なかなか大変な作業となります。しかし、A-PROシリーズにはCubase、Live、Logic、Digital Performer、GarageBandなどのDAWですぐに使えるよう、コントロールマップがあらかじめ実装されているのです。コントロールマップの数としては19種類。

そのため、先ほどの液晶ディスプレイとエンコーダーノブを用いて、コントロールマップを呼び出すだけで、即活用することができるのです。


PC上のソフトで自在にアサインが可能

A-PROシリーズ
PC上で、各操作子を自在にアサインできるソフト、A-PRO EDITOR
多くのDAWなどのコントロールマップが用意されてはいるものの、やはりこのリストの中には見つからないという場合もあるでしょう。また、あるにはあったけれど、少しカスタマイズをしたいというケースもあると思います。

そんな場合、Windows用およびMac用として用意されているアプリケーション、
   A-PRO Editor
を利用することで、自在にアサインしていくことが可能です。A-PROシリーズと同様のデザインの画面があわられるので、割り当てたいノブやボタンを押します。すると、ダイアログが現れるので、コントロールチェンジやノート、プログラムチェンジ……などを割り当ててていけばいいわけです。

割り当てたデータはコントロールマップとして保存することができます。今後は、ほかのDAW用などに割り当てたコントロールマップのファイルなどが登場するかもしれないので、頻繁にネットなどをチェックしておくとよさそうです。
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