アンチエイジング/アンチエイジング基礎知識

目のアンチエイジング(5ページ目)

目は遠近、明暗に合わせて見たものの情報を正確に伝えてくれる働き者です。しかし老眼、白内障など加齢とともに目の老化も進んでしまい、充血やくまなど見た目にもマイナスになります。そこで目の老化や病気を防ぐ方法について紹介します。

宇山 恵風

執筆者:宇山 恵風

アンチエイジングガイド

眼瞼下垂(がんけんかすい)

加齢によってまぶたが垂れて、目が開きにくくなって視界が狭くなる状態を「眼瞼下垂(がんけんかすい)」と呼びます。これは加齢によって眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉が退化することや神経の異常によっても起こります。見た目にも老けた感じになり、目のまわりのシワの原因にもなります。

眼瞼下垂(がんけんかすい)の予防と対処法

まぶたがたるまないように大きく目を見開いてフェイササイズをしよう

まぶたがたるまないように大きく目を見開いてフェイササイズをしよう

眼瞼下垂(がんけんかすい)の予防は、目のまわりの筋肉をよく動かし日頃から表情豊かに生活することです。また目を大きく開いたり閉じたりして目のまわりの筋肉を動かすエクササイズなども効果的です。急に太って脂肪がついたり、急に痩せてまぶたがたるんでしまうことも原因になりますから要注意。

最近では外科手術でたるんだまぶたを取り除くこともできますが、なにより目の周囲の筋肉を老化させないように、目をゆっくり大きく開いたり閉じたりして、日頃から目の周囲の筋肉を刺激しましょう。

目のアンチエイジングに役立つ食品

緑黄色野菜、ビタミンB群、ルテイン、亜鉛などが目のアンチエイジングにいい食品

緑黄色野菜、ビタミンB群、ルテイン、亜鉛などが目のアンチエイジングにいい食品

目の健康を維持するために食事も重要です。玄米、牛乳、レバー、納豆などに含まれるビタミンB群は目の疲れを取ることから目薬にも配合されるビタミンです。

ニンジン、かぼちゃに含まれるカロチノイドやサケやイクラに含まれるアスタキサンチン、ブロッコリー、小松菜などに含まれるルテインは、加齢黄斑変性症、白内障などの予防にも効果があるといわれます。

カシス、ブルーベリー、紫芋、小豆などに含まれるアントシアニンというポリフェノールの一種も、目の血行を促進して疲れ目を改善するそうです。

また目の細胞の修復や再生に欠かせない亜鉛を多く含む海藻類や穀類、貝類なども不足しないようにしましょう。

夜更かしは目の美しさを半減

「目は口ほどにものを言う」と言われるように、目は見かけの印象に大きく影響します。健康的で若々しい目元の印象を保つためには、充血や目の下のくまなどはつくらないように心がけたいものです。

目の美容と健康、そしてアンチエイジングには、睡眠不足にならないことが大切です。夜遅くまで本を読んだり、テレビを見たり、パソコンを使ったりすると、チカチカした光の刺激で、なかなか眠れなくなってしまうこともありますから、寝る直前までパソコンを使ったり、テレビを見たりするのは避けましょう。
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※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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