筋トレ・筋肉トレーニング/ストレッチ・エクササイズ

座ったまま 全身のコリ解消ストレッチ

仕事中はどうしても長時間同じ姿勢で座っていなければならず、腰や肩がだんだん痛くなるもの。そんな方にお勧めの、オフィスでイスに座ったままでも出コリ解消ストレッチ方法をご紹介致します。

執筆者:柴田 明

新年度で新しい仕事が増え、疲れを感じている方はいませんか?
仕事中どうしても長時間同じ姿勢で座っていなければならず、腰や肩がだんだん痛くなるものです。
そんな方にお勧めの、オフィスでイスに座ったままでも出来る全身のコリ解消ストレッチ方法をご紹介致します。

座っているだけで何故肩や腰が張るの?

姿勢
立位の腰にかかっている負荷を1とすると、座っている時は1.4倍、中腰の時は1.5倍の負荷が腰にかかっています
座っているだけで、何故肩や腰が張るのでしょうか。

普通に立っている状態で腰にかかるストレスを1とすると、腰を曲げて中腰の姿勢では1.5倍、イスに座っている姿勢では1.4倍のストレスが背中にかかります。

3時間じっと座って仕事をしていたとすると、3時間近く中腰でいたのと変わらないぐらい、背中にストレスがかかっている事になります。これは体や首が前に倒れようとするのを防ぐために、肩や腰の筋肉で後ろに引っ張り倒れるのを防いでいるためです。

コリにはストレッチが効果的

習慣的に特定の部位に負担をかける姿勢を持続したり、一部の筋肉を酷使したりすると明らかなケガでなくても筋肉はダメージを受けてしまい、本采の働きができなくなってしまいます。

ダメージを受けた筋肉は血液の循環が低下し、細胞が必要とする酸素が供給されず酸欠状態になり、細胞が活性化されなくなります。筋肉内に硬いしこりのような部分となり現われてきます。

ダメージを受けたストレッチをするなどして筋肉を伸ばし血行を改善すればコリは改善されて行きます。ストレッチには血行を改善する効果があるからです。

とは言え、ストレッチをするためだけの時間を取る事は難しいもの。そこで次のページでご紹介する6種目のストレッチでオフィスにいながら体のコリを解消してください。

ストレッチのポイント

ストレッチを行う前に次の4つに注意してください。
1.伸ばしている部位に痛みを感じたらそこで止めてください。呼吸を続け、無理に伸ばそうとしないようにしましょう。
2.ストレッチをしても筋肉が伸びている感じがなければフォームを再確認しましょう。
3.1つのポーズを30秒ずつ行ってください。
4.時間がある方は2~3セットまとめて行うとより効果的です。もちろん1セットでも十分に効果的なので是非お試しください。

それでは次のページから始めましょう!
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