子どもの進路を考える際の参考として、学歴と生涯賃金の関係を見てみましょう。
生涯賃金ってどれくらい?
子どもは将来どんな仕事に就くのでしょうか…?
以前、
まずは子供の進路を想定しようというコラムを書きましたが、子どもが幼い頃、子どもの進路のおおまかなレールを敷くのは親の役目といっても過言ではないでしょう(もちろん、子ども自身の希望が明確になれば、それに合わせて変わっていくことになりますが・・・)。
その際、何も基準がなくては判断できません。
学歴は本当に収入に影響するのかどうか、参考として、学歴と生涯賃金の関係を見てみましょう。
下の数字は、学歴別生涯賃金です。
新規学卒から定年までに稼ぐ賃金で、同一企業で勤続した場合の生涯賃金です(2000年)。退職金や年金は含まれていません。
------2000年-------------------------------------------------
<男性>
中卒 2億4000万円(45年間)
高卒 2億8000万円(42年間)
高専・短大卒 2億8000万円(40~41年間)
大卒・大学院卒 3億1000万円(38年間)
<女性>
中卒 1億7000万円(45年間)
高卒 2億1000万円(42年間)
高専・短大卒 2億3000万円(40年間)
大卒・大学院卒 2億8000万円(38年間)
------2007年-------------------------------------------------
<男性>
中卒 2億2000万円(45年間)
高卒 2億6000万円(42年間)
高専・短大卒 2億6000万円(40~41年間)
大卒・大学院卒 3億0000万円(38年間)
<女性>
中卒 1億5000万円(45年間)
高卒 1億9000万円(42年間)
高専・短大卒 2億1000万円(40年間)
大卒・大学院卒 2億6000万円(38年間)
労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計」より
これを見ると、中卒よりは高卒、高卒よりは短大卒、短大卒よりは四大卒の方が、生涯賃金が高いことがわかります。
男性の場合、大卒と高卒の差は2007年で4000万円、女性の場合は7000万円も違い、かける教育費以上の効果があるといえそうです。
もちろん、業種や会社の規模によっても異なりますし、しかもこのデータは終身雇用を前提にしたもの。少々、現在の状況とは違っています。