フリースタイルのリビング
1. 建て主の好みの家具で設えたリビング。ソファーはご主人のサイズに合うものを大阪まで探して購入したもの。 2. 窓の下の本箱は、以前から使っていたりんご箱を転用した。テレビが置かれた棚はD&DEPARTMENTの製品。 3. 隣家との間につけた窓は、わずかな隙間を通して風だけでなく光も入る。 4. リビングで談笑する建て主ご一家と石井さんと井上さん。 |
3階はリビングです。オープンハウスで拝見したときは倉庫のような印象でしたが、O夫妻好みの家具によって、すっかり居心地の良さそうな空間に変貌していました。正面の間口いっぱいの窓からは、街路樹の緑が目に入ってきます。窓の左右には、神社の鳥居のように見える斜めの鉄骨が立ち上がり、東西の壁にはX型のブレースがオブジェのように付いています。床も2階と同じモルタルの金コテ仕上げ。まさにO夫妻が望んでいた「家に気を使いながら住むのではなく、ちょっとしたキズやシミがついても気にならないラフな住み方」ができる部屋になっていました。
◆建築データと建築家プロフィール