タバコの煙、肌に触れるだけでNGって知ってた!?
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紫外線ケアに余念がない女性は多いけれど、空気をケアしている人は多くない。しかし今、美意識の高い人たちの間でその重要性が注目されている。皮膚科医の慶田朋子先生にお話を伺った。「空気中で肌に悪影響を与えるものといえば、花粉や排気ガスなどによる大気汚染物質やタバコの煙です。喫煙の悪影響はよく聞かれると思いますが、タバコの煙が肌に触れるだけでも、肌の酸化ストレスを誘発するということが分かっています。タバコは自分が吸わないだけでなく、煙がただよう空間になるべく行かないのがベスト。
また、大気汚染に関しては、ドイツ在住の400人の女性を対象に、24年間の大気汚染が肌に与える影響を調べた研究があります。これによると、PM10以下の大気汚染物質の汚染レベルが高いほど肌老化が早く、もっとも汚染度合いが高い地域では、他の地域に比べ、額とほおのシミが多く見られたという結果が出ています(出典:Journal of Investigative Dermatology (2010)130, 2719-2726)。
排気ガスやPM2.5、黄砂などの大気汚染物質が皮膚に付着すれば、一見何の影響がないようでも、目に見えないレベルでの軽い炎症が起こります。この微小炎症のレベルでも、繰り返していくと肌ダメージは進みます。肌にとっては、タバコの煙がモクモクの部屋にいるのはハイリスク行為と言えるでしょう」(慶田先生・以下同)
つまり、汚い空気にさらしていると、肌は炎症をきっかけに老化が進む可能性があるということ。
あなたの部屋にもいる「ザンネン肌のもと」はコレ!
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大気汚染やタバコ以外にも、肌ダメージを与える存在は身近にあるという。「ハウスダストは古典的に言われるアレルゲンの代表ですが、あまり気にしていないという人も多いですね。ハウスダストは、家の中のちりやホコリの中でも1㎜以下のとても小さな目に見えにくいもののこと。ダニの死骸やフン、花粉、カビ、細菌、人間のフケや繊維のくずなど、さまざまなものが含まれています。人が動くことで空気中に舞い上がりやすく、皮膚の炎症のほかアレルギー性鼻炎や喘息、目のかゆみなどを引き起こす原因になることもあります」
プリプリ美肌を作る「部屋の空気」の整え方は?
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「基本的には、外が劣悪な環境でないかぎり、窓を開けて空気を時々入れ替えましょう。太陽の殺菌効果を得るために、陽の光を入れることも大切です。ただし換気すると、交通量の多い幹線道路沿いでは大気汚染物質を含んだ外気が入ってくることになるので、それを除去する空気清浄機を置くのがベスト。
観葉植物は空気がきれいになると言われますが、管理が悪いと虫やカビが発生して逆効果になることも。空気清浄機代わりに置くという意味では小さいものだと効果は弱いので、手入れができない人は気をつけましょう。
夏カビには注意して
「夏は、カビの発生を防ぐために除湿をするのが大切。カビが発生すると、空気中にカビの胞子が飛んでしまいます。また、じっとり汗ばむような状態は湿疹やアトピー肌にはよくありません。湿度が高すぎると片頭痛になりやすく、気温が高いと集中力が落ちる原因にも。我慢せずエアコンやエアコンの除湿機能を使い、快適な温度・湿度を保ちましょう」
冬は「加湿器をつけるだけ」はNG!
肌のために冬は加湿器を使うという人も多いだろう。でも、単に加湿器をつけるだけでは逆効果になることもあるという。「空気1立方メートルが抱えらえる水分量は温度によって決まっているので、室温を上げずに加湿をすると結露してしまうことになります。カビの原因になるので、ある程度室温を上げつつ加湿することがポイントですよ」
職場やお店で“美プリ肌”をキープするには?
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自宅の空気は整えられるけれど、職場やカフェなどの外出先ではどうしたらいいのか。「夏はクーラーが寒すぎる、冬は乾燥が厳しい」という声は多い。「外出先で環境を変えるのは限界があるので、コントロールできるのは自分の身のまわりだけ。清潔でうるおったところにずっと肌を触れさせておくわけにもいかないので、自分でうるおう力を保っておく必要があります。
スキンケアでは乳液やクリームでしっかり保湿し、食事ではセラミドなどバリア物質の原料になる良質な油とタンパク質をたっぷり摂ること。そして良質な睡眠を十分に取って、自分自身の肌のバリア力を整えることが大切なんです。
衣類を用意するなどある程度対処できることはありますが、ホコリや大気汚染物質などの刺激物との接触は避けられないので、保護膜で一枚覆っておくという意味で日焼け止めやベースメイクをするといいですね。肌に合うものであれば、炎症を防ぐためのバリアになってくれます。花粉やホコリの微粒子が付きづらいような機能性ベースメイクも増えていますよ。外出は塗ってから、そして外に出たらいろんなものが付着するので、帰宅後はすみやかに顔を洗い、保湿をし直す。そのルーティンを守るのが大切です」
“美プリ肌”代表・慶田先生がしているケアが知りたい!
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慶田先生自身が自宅やクリニックで行っている「空気のケア」方法を伺った。「私は家でもクリニックでも、常に空気清浄機を稼働させています。空気を整えることもおもてなしのひとつだと考えているので、クリニックではエントランスと診察室にパワフルなものを1台ずつ。自宅では各部屋に設置して、ホコリやダニ、においを除去しています。においがするときは、実際にそのにおい物質が存在しているということ。気になるときは、オゾンの消臭器や次亜塩素酸水なども併用してにおいを撃退しています。
寝具やタオル類はハウスダストやダニの発生しにくいものを選んでいます。寝具カバーは、ダニの侵入を防いでくれる機能性素材のものに。毛足が長くフワフワしたぬいぐるみなどはハウスダストを発生させやすいので注意が必要です。タオルは5重ガーゼのものを使っていますが、すぐ乾くし、繊維のくずが出にくいのでおすすめです。
レストランを選ぶときは、タバコを吸えるお店は選びません。短時間煙を浴びたくらいですぐに老けるということはありませんが、私はタバコがとても苦手なので、よどんだ空気のお店は避ています」
ヘルシーな“美プリ肌”を手に入れたいなら、美容ケアの一部として空気を整えてみては。
※ この記事はWomen's Health に掲載されたものです
慶田朋子 銀座ケイスキンクリニック院長
医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会会員。東京女子医科大学医学部卒。同大皮膚科助手を経て、「銀座ケイスキンクリニック」を開設。最新の医療機器と注射によるメスを使わないナチュラルな若返り治療、食と美容、健康などの幅広い知識から、テレビや雑誌、WEBなどで活躍。著書に『365日のスキンケア』(池田書店)や『女医が教える、やってはいけない美容法33』(小学館)がある。 ウェブサイト: www.ks-skin.com/
QUALITY AIR FOR LIFE
24時間365日、世界中のあらゆる生活シーンで空気はあなたと共にあります。パナソニックが目指しているのは、空調技術と換気技術の融合により新鮮な空質を保ち、心と身体の健康につながる快適な生活、"Quality Air for Life"を世界中の人に享受してもらうことです。これまで培ってきた総合的な技術力で健やかな暮らしをお届けしていきます。
空気をかえるナノサイズの技術
- ● 電気を帯びた水、ナノサイズの「帯電微粒子水」とは
- 「帯電微粒子水生成技術」は、空気中の目に見えない水分を集めて高電圧を加え、ナノサイズの水粒子を生み出す技術です。この水粒子は電気を帯びているため「帯電微粒子水」と呼ばれます。
- ● 様々な物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)
- OHラジカルは空気中の菌※1・アレルゲン※2に含まれる水素を抜きとるという性質をもっています。このOHラジカルの数が多ければ多いほど除菌効果※2が期待できます。
-
「帯電微粒子水」が
菌に届き… -
「OHラジカル」が
菌の水素を抜き取り… -
菌の水素を水に変形、
菌を抑制します
- ※1 約6畳の試験室内での4時間後の効果を検証済み(実使用空間での計測結果ではありません。)
【試験機関】(一財)北里環境科学センタ−
【試験方法】約6畳の試験室内で菌を浮遊させ空気中の菌数を測定
【除菌の方法】「帯電微粒子水」発生装置を運転 【対象】浮遊した1種類の菌
【試験結果】4時間で99%以上抑制(北生発24_0301_1号) - ※2 約6畳の試験室内での8時間後(花粉)、24時間後(ダニのフン・死がい)の効果を検証済み
(実使用空間での計測結果ではありません。)
【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター
【試験方法】約6畳の試験室内で布に付着させたアレルゲンをELISA法で測定
【抑制の方法】 「帯電微粒子水」発生装置を運転 【対象】付着したアレルゲン
【試験結果】〈花粉〉8時間で88%以上抑制(BAA33-130402-F01)〈ダニのフン・死がい〉24時間で60%以上抑制(BAA33-130304-F04)。 実際の効果は、季節・周囲環境(温度・湿度)、使用時間、個人によって異なります。「帯電微粒子水」・「高濃度帯電微粒子水」はウイルス等を抑制する機能はありますが、感染予防を保証するものではありません。
空気のこと、
みなさんはどう思いましたか?