「空気リスク」という言葉を最近よく耳にしませんか?
人口増加や工場などが大気に及ぼす影響、
空気についての関心が高まってきた今だからこそ…
空気について、考えよう、感じよう。
人が生涯で摂取するものの
83%
は空気なんです
室内空気
57%
産業排気や
公共施設の空気
21%
屋外空気
5%
飲料
8%
食品
7%
その他
2%
※出典:「住まいと人体、工学的視点から」
村上周三(東京大学名誉教授)
人は1日のうち、
約8~9割
を建物の中で過ごしています
室内で過ごす
80~90%
※出典:塩津弥佳ほか(1998)「日本建築学界計画系論文集」
第63巻第511号、49頁、図6-1(平日)を参考
人は1日の生活で
約2万回
呼吸をします
※出典:平成24年度 喀痰吸引等指導者講習事業
「喀痰吸引等指導者マニュアル」より算出
人は1日の中で、
500㎖ペットボトル
2万本分
の空気を吸い込みます*
※空気出典:内山巌「空気と人‐生理的立場から‐」
水出典環境省「熱中症環境保健マニュアル」2009
食べ物出典:「農水省 農林水産基本データ 食料自給率に関する統計」
*出典:平成24年度 喀痰吸引等指導者講習事業
「喀痰吸引等指導者マニュアル」より算出
こどもが取り込む物質量は
大人と比べて
約2倍
体重1キログラムあたりで比較すると、
室内で子どもが取り込む化学物質は
大人の2倍にもなります
※出典:東京都福祉保健局
「科学物質の子どもガイドライン(室内空気編)」
子どもの体重は1~6歳の平均体重15㎏、
大人は日本人標準モデル50kgとして算出
日本人の
約2人に1人
花粉症などのアレルギー疾患を
もっています
※出典:厚生労働省 健康局がん・疾病対策課による
平成28年度2月「アレルギー疾患の現状等」
室内の空気が汚れるしくみを知ろう
室内の空気を汚す要因には、屋外から大気汚染物質などが入り込む「外的要因」と、
私たちの生活や家の建築材などから生じる「内的要因」があると考えられます。
「外的要因」の主な物質は、花粉やPM2.5、黄砂のほか、クルマの排気ガス、粉塵、工場などの煙に含まれる一酸化炭素や窒素酸化物(NOx)、カビの胞子、昆虫など。これらは人の出入りがある玄関や換気のために開けた窓から、あるいは外干しの洗濯物に付着するなどして室内に侵入してきます。
一方、「内的要因」となるのは、衣類や布団などから生じる繊維クズや人の皮脂、タバコの煙のほか、ペットなど動物のフケに加え、カビ、ダニとその死骸といった物質。特にカビやダニは、気温25℃前後、湿度80%以上で爆発的に繁殖します。さらに新築・改築工事後の家なら、住宅建材や防腐剤から発生するホルムアルデヒドをはじめとした揮発性化学物質なども要因に。これらの物質は換気や掃除を怠ると室内に蓄積され、空気を汚していくこととなります。
室内にひそむ空気リスクとは…
空気が汚れた家で暮らすことは、花粉やPM2.5、カビの胞子、ダニ
といった物質も空気と一緒に吸い込んでいるということ。
これらの物質を体内に取り込むことは、時に健康へのリスクをもたらします。
花粉がアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、即ち花粉症を引き起こすことはよく知られていますが、他の物質も同様。たとえばカビは、肺炎などの感染症や気管支喘息といったアレルギーに、PM2.5は気管支喘息や気管支炎に繋がる可能性があります。
また、菌やウイルスは上気道炎や気管支炎、肺炎の原因に、動物のフケやダニなどは気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎の原因となることも。
きれいな空気の中で暮らそう。
こうしたリスクを低減するためには、きれいな空気の中で暮らすことが大切です。家の中に原因となる物質をできるだけ持ち込まないように心がけた上で、侵入してきた物質を取り除くための掃除を怠らず、適切な換気で空気を入れ換えたり、空気清浄機を利用したりすると良いでしょう。
QUALITY AIR FOR LIFE
24時間365日、世界中のあらゆる生活シーンで空気はあなたと共にあります。
パナソニックが目指しているのは、空調技術と換気技術の融合により新鮮な空質を保ち、心と身体の健康につながる快適な生活、"Quality Air for Life"を世界中の人に享受してもらうことです。これまで培ってきた総合的な技術力で健やかな暮らしをお届けしていきます。
空気をかえるナノサイズの技術
- ● 電気を帯びた水、ナノサイズの「帯電微粒子水」とは
- 「帯電微粒子水生成技術」は、空気中の目に見えない水分を集めて高電圧を加え、ナノサイズの水粒子を生み出す技術です。この水粒子は電気を帯びているため「帯電微粒子水」と呼ばれます。
- ● 様々な物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)
- OHラジカルは空気中の菌※1・アレルゲン※2に含まれる水素を抜きとるという性質をもっています。このOHラジカルの数が多ければ多いほど除菌効果※2が期待できます。
-
「帯電微粒子水」が
菌に届き… -
「OHラジカル」が
菌の水素を抜き取り… -
菌の水素を水に変形、
菌を抑制します
- ※1 約6畳の試験室内での4時間後の効果を検証済み(実使用空間での計測結果ではありません。)
【試験機関】(一財)北里環境科学センタ−
【試験方法】約6畳の試験室内で菌を浮遊させ空気中の菌数を測定
【除菌の方法】「帯電微粒子水」発生装置を運転 【対象】浮遊した1種類の菌
【試験結果】4時間で99%以上抑制(北生発24_0301_1号) - ※2 約6畳の試験室内での8時間後(花粉)、24時間後(ダニのフン・死がい)の効果を検証済み
(実使用空間での計測結果ではありません。)
【試験機関】パナソニック(株)プロダクト解析センター
【試験方法】約6畳の試験室内で布に付着させたアレルゲンをELISA法で測定
【抑制の方法】 「帯電微粒子水」発生装置を運転 【対象】付着したアレルゲン
【試験結果】〈花粉〉8時間で88%以上抑制(BAA33-130402-F01)〈ダニのフン・死がい〉24時間で60%以上抑制(BAA33-130304-F04)。 実際の効果は、季節・周囲環境(温度・湿度)、使用時間、個人によって異なります。「帯電微粒子水」・「高濃度帯電微粒子水」はウイルス等を抑制する機能はありますが、感染予防を保証するものではありません。
空気のこと、
みなさんはどう思いましたか?