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男の料理をステップアップ! 複数の料理を同時に完成させるコツ
男の料理といえば、時間をかけてこだわりの一品をつくる……というイメージもありますが、キッチンに立つ機会が増えてきたなら、次にチャレンジしたいのが“同時調理”です。いくつかの料理を並行してつくり、食べるタイミングに合わせて完成させる。それができると料理はもっと楽しくなるはず。今回は、そんな同時料理のコツを専門家に教えてもらいました。
提供:ブラザー販売株式会社
お話をうかがった方
フードコーディネーター、フードスタイリスト、料理研究家として、テレビや雑誌、書籍、広告などで活躍中。無理や無駄のない、作り手重視の効率的な料理レシピとスタイリングアイデアで、おいしさとオシャレさを兼ね備えた食を提案している。
同時調理がピタッとハマったときの快感は、パズルを完成させたときのよう
「複数の料理を並行してつくることは、頭の体操にも気分転換にもなります」と語る野口さん。
野口さん(以下敬称略)「複数の料理を1品ずつつくっていくと、とにかく時間がかかるもの。効率よく同時調理を行うには、段取りを考えて空き時間をなくすことが大切なんです。そのように先の先まで組み立てながらつくる作業は、まさしくパズル。最初は大変かもしれませんが、うまくできるようになると快感ですよ」
たとえば、下ゆで用のお湯を沸かしている間に野菜を切ったり、煮込み時間中に洗い物を片付けたり……。そうやって時間を上手に使うことで、同時調理はスムーズに行えるそうです。
野口「複数の料理を効率よくつくっていけば、料理の腕前は上達するもの。目に見えてわかるので、モチベーションも上がりますよ」
料理に慣れ始めたばかりのころは、ひとつの料理に集中しがち。同時調理を成功させるには、時間を上手に使うことを考えましょう。
複数の料理をスムーズにつくるポイントは、下準備にあり!
空き時間を上手に使うことこそ、同時調理を成功させるポイント。では、そのためには何をどうすればよいのでしょうか?
野口「まずは、つくる品すべてのレシピを見ながら、全行程を頭の中で組み立ててみましょう。レシピをすべてまとめて、通し番号を付けるイメージですね。材料や調味料はレシピごとに出しておくのも、冷蔵庫を何度も開け閉めすることもなくスムーズに進められるのでオススメです」
さらに、これらの行程の中でも優先順位を付けることが必要。たとえば食材を切るときは、どの順番で切るのかも事前に考えておくとよいそうです。
野口「最初に肉を切ると、まな板と包丁を洗う必要がありますが、先に野菜、そして肉という順序で行えばサッと流すだけで済みます。下茹でが必要なときなども、アクの出にくいものを最初に茹でれば、お湯はそのまま使えるので効率がアップしますよ」
また、手が空いた時間は洗い物に加え、食器の準備をしておくのもよいとか。
野口「料理が完成してから器を考えていては、できたてのおいしさが味わえなくなりますが、最初から決めておけば盛り付けやコーディネートまでも楽しめます。それを写真を撮っておけば、今後、料理の色味や盛り付けの参考として活かすことができますよ」
おもてなしのときは、コーディネートには特に気を遣いたいところ。「ランチョンマットやグラスなどまでテーブルに並べてみると、全体のバランスが見えてコーディネートに役立つのでオススメ」(野口さん)
レシピにどんどん書き込んで、オリジナルレシピを完成させよう
野口さんによると、料理のレシピはプリントアウトして使う方が便利とのこと。特に、同時調理の場合は、それぞれのレシピを見比べて、トータルでの工程を考える必要があるので、紙の方が使い勝手がよいそうです。
野口「気付いたことなどをどんどん書き込んでいけるのも、紙ならではのポイントです。調味料を自分好みの量に書き加えたり、家族の感想をメモしたり……。また、おもてなしのときは同じ料理を出すのは避けたいので、いつ、誰がどんな反応だったといったことも書いておくといいでしょう」
そうやって書き込んだレシピを元に2度、3度とつくっていけば、「漠然とつくるよりもずっといいレシピになって、自分のものにすることができますよ」と、野口さん。さらに写真も添えるようにして、いずれ自分だけのレシピブックを完成させることもオススメしています。
野口「こうしたレシピは、文房具店や100円ショップなどで売られているポケットファイルにまとめ、時間のあるときに眺めるのも楽しいもの。次につくる献立を組み立てる際も、参考になります。調味料の量やゆで時間などを変更したメモを読み返すと、なぜそうしたのかという試行錯誤の過程も思い出せるもの。私もレシピ本をつくるときに書き込んだレシピは、その集大成としてずっと残していますね。水に濡れたりして、ヨレヨレになっていますけど(笑)」
そう言って、「料理が好きな男性って、魅力的ですよね」と続ける野口さん。
野口「食べるものは健康にも直結し、未来をつくるもの。買い物に出かければ身体の、同時調理をすれば頭の運動にもなります。慣れないうちは同時調理も大変ですが、最初から上手な人はいません。日々、続けていくと、いつの間にか上達しているので、ぜひ楽しみながら実践していただきたいですね」
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