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メジャーリーグのゲームに引き分けがないのはなぜなのか。メジャーリーグなど「アメリカ野球」には引き分けがなく、日本やアジア地域の「アジア野球」には引き分けがあるのだ。同じ野球でどうして差異が生じたのか。それぞれの野球文化とそれが根付いた背景を探る。

日本のプロ野球における選手の移動は、新幹線を始め陸路での移動が基本。一方、広大な全米各地を飛び交うメジャーリーグでは、どのチームもチャーター機移動が基本なのだ。

京大初のプロ野球選手として、今年のドラフトでロッテから2位指名を受けた田中英祐投手。“高学歴選手”と大きな話題となったが、メジャーリーグには過去も現在も数多くの高学歴選手が在籍しているのだ。

４月４日に開幕する2005年のメジャーリーグ。ア・ナ両リーグ全地区に揃った日本人メジャー選手とメジャー候補選手16名を紹介する。

田口壮、37歳。メジャーのトップ選手に名を連ねるイチローや松井秀喜とは違って、地味な存在だ。その田口がワールドシリーズの舞台で先発に名を連ね、チャンピオンという最高の瞬間を迎えるまでを振り返る。

いまから20年前、日本プロ野球界からメジャーリーグに挑戦し、たちまち「NOMOマニア」を巻き起こした野茂英雄氏。その年、現地ですべての登板を取材したガイドが、当時のことを振り返る。

2004年メッツに鳴り物入りで入団した松井稼頭央。開幕戦、初打席初ホームランという衝撃を全米に与えたが、それ以降は低空飛行。彼を苦しめたプレッシャーとは何だったのだろうか？

ヤンキースからFAになっていた松井秀喜が、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍することになった。年俸650万ドル（約5億8000万円）の1年契約。その背景にあったものは……

ダルビッシュ有投手の唱えた“中4日限界説”が、全米で波紋を呼んでいる。開幕から2カ月の段階で20人もの投手が肘の靭帯再生手術を受けている実情もあり、複数の野球人から肯定的な意見も出た。

2005年５月、ヤンキースとのインターリーグでミスを犯し、さらに寝違えでスタメンを外れる松井稼頭央。その間に控えのカイロはレギュラー獲りに虎視眈々と活躍。データと契約内容からカズオの今後を占う。