かわぐち ようこ
ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。
「眞踏珈琲店」が神田にオープンした理由
古本と喫茶店とカレーの街・神田にオープンした眞踏珈琲店(まふみこーひーてん)は、正統派昭和喫茶のDNAを受けついだ平成の若き喫茶店。1階のカウンターで交わされる会話。2階の書架を埋め尽くす本。ネルの抽出器具まで手作りする自家焙煎コーヒー。いずれも店主の喫茶フィロソフィーに貫かれたものです。振り切ったトーンで人気のTwitterは、眞踏珈琲店の多彩な魅力のごく一部にすぎません。万年筆好きにもおすすめ!
「小さかった女」で珠玉のカレーとコーヒー(西小山)
小さかった女とは誰のこと?! それは独創的なスパイスカレーとコーヒー、クラフトビールを揃えた西小山のカフェの名前。二人の女性店主がつくる奥深いおいしさの秘密は、スパイスの熟成にありました。一度食べたら忘れられない味。
原宿駅徒歩3分、コクヨのカフェ「THINK OF THINGS」
文具でおなじみのコクヨが原宿駅近くにライフスタイルショップ&カフェ「THINK OF THINGS(シンク オブ シングス)」をオープン。めざしたのは「原宿で一番打ち合わせしやすい」カフェ。されど老若男女、誰でも歓迎されます。おいしいコーヒーとコロッケパンを手に、仕事しましょうか、休憩しましょうか。
伝説の喫茶店「茶房青蛾」の復活(東中野)
終戦直後に創業し、新宿が若者文化の中心だった60~70年代には「頑固親父の喫茶店」として人々に愛された伝説の名店、茶房青蛾(さぼう・せいが)。2017年4月、東中野で待望の復活を果たしました。
「サルトリイバラ喫茶室」、国産紅茶とおこわの宇宙
高円寺の古い住居を改装して誕生した小さな美しい喫茶店で、日本各地の高品質な紅茶と、薬膳おこわ、おいしいお菓子を楽しみませんか。進化した国産紅茶や、もちもちのおこわの美味しさに目をみはります。
ki、珈琲とお菓子「き」で読書にふける(世田谷代田)
世田谷代田駅から徒歩1分、あるいは下北沢からぶらぶら散歩して10分。白い森のような空間に、女性店主がハンドドリップするスペシャルティコーヒーと、マメトラ菓子店のお菓子。そこは静かな読書の楽園です。
東京茶寮で日本茶ハンドドリップを初体験(三軒茶屋)
2017年1月、三軒茶屋という地名にふさわしい、日本茶の愉しみを革新的なスタイルで提案するカフェが誕生しました。スペシャルティコーヒーの世界観を日本茶に導入し、独自に開発したドリッパーを用いて、バリスタがお客さまの目の前で一杯ずつ煎茶を淹れ、日本各地の茶葉の豊かな個性を楽しませてくれます。
葉山の小さな光、HIMADA COFFEE(ヒマダコーヒー)
築100年の建物を改装して森戸海岸バス停そばに誕生した、とびきり魅力的な喫茶店をご紹介します。ネルドリップするスペシャルティコーヒー。毎朝、店主が手打ちするパスタと自家製のベーコン、手作りのケチャップ。春の海と喫茶店で、最高に気持ちのいい「暇つぶし」をお楽しみください。
街の交差点に佇む、コーヒーロースターの名店4選
魅力のある街には良いコーヒー店があります。とりわけ交差点に面したお店は、たとえ小さくてもコーヒー好き、カフェ好きにとってはその街のランドマーク的存在。交差点に面したロースタリーカフェの素晴らしい名店4軒をご紹介します。
大人たちに極上コーヒーとタルト/ミカフェート青山店
表参道界隈で、大人が安心できるクオリティを持った落ち着けるカフェを探している人に。今秋、表参道にオープンしたMi Cafeto C'est Delicieux ! AOYAMA(ミカフェート セ デリシュ!アオヤマ)は、天井の高い気持ちのいい空間で寛ぎながら、コーヒーハンター・川島良彰さんと京都出身の菓道家・津田陽子さんの贅沢なコラボレーションが味わえる場所です。
その道のプロ・専門家約900人
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