にしかわ じゅん
カウンタックLP400を愛車に持つガイドが、「趣味のクルマ」の世界をお届けします!
環境性能も向上、真面目に豪華なトゥアレグ
国内における事実上のフラッグシップとなる大型クロスオーバーSUV、トゥアレグ。2代目となる現行モデルは軽量化や高効率化、ハイブリッドモデルの投入などにより環境性能も高められている。ゆったり泰然と、心かまえることなく乗れる、非常に落ち着きのあるクルマだ。
“ゴルフ流”でそつがないSUV、ティグアン
パーソナルカーとして一般化してきたコンパクトなクロスオーバーSUVクラスに、フォルクスワーゲンが投入したのがティグアン。全てが“ゴルフ流”でそつなくまとまっている。高速のクルージング性能などは正にゴルフ流で、国産同クラスの及ぶところではない。
運転しがいのあるミニバン、ゴルフトゥーラン
“よくできたミニバン”がひしめく日本市場ではチャレンジャーな存在である3列7人乗りミニバンのゴルフトゥーラン。機能操作の手軽さ/馴染みの良さ/安楽さなどでは国産に一歩劣るものの、ちゃんと運転しがいのあるクルマという点においては優れている。ミニバンが、こんなにも気持ちよく走ってくれるのかと、今さらに驚くに違いない。
ゴルフは“フォルクスワーゲンらしさ”そのもの
安全性と居住性という時代の要請に応えつつ“同じ形”で6世代に渡り大ベストセラーを続けるハッチバックモデル。安定/安心/信頼というイメージがぴったりな堅実な走りは、フォルクスワーゲンの全モデルにも貫かれているブランドテイストでもある。強烈なまでのスタンダード感覚で、似合わない人を見つける方が難しいとさえ思えるほどだ。
ゴルフ顔負けの走り“みんなのための”ポロ
フォルクスワーゲンらしいメッセージ性“シンプルで道具性の強い真のコンパクト”をゴルフより引き継ぎつつあるエントリーモデル。一切妥協のない走りのクラス最高レベルのパフォーマンスはカテゴリースタンダードという賛辞にふさわしい。大きさもひと昔前のゴルフサイズで、日本の街にもよく似合う。
ひと味違う魅力の“特別ではない”フォルクスワーゲン
国内でマニアックな“ガイシャ”イメージから最も遠い位置にあるのがフォルクスワーゲン。もはやライバルは国産車であり、日本の根強い国産信仰を打破すべく、車種体系から価格設定、アフターサービスの体制まで、先頭を切って進化しなければならないブランドでもある。もちろん日本車とは違う哲学のもとで進化をし続けており、そこに“とはいえ”国産車とはひと味違う魅力がある。
センシティブな人が選ぶ都会派プレミアム、アウディ
クワトロなど独自のテクノロジーを現代的でクリーンなスタイリングとインテリアで包み込んだ、都会派のプレミアムドイツ車として認められるようになったアウディ。クルマ選びにセンシティブな人が選ぶ、今最も勢いのあるブランドです。
ブランド×乗り味が鮮明、アウディを試すならA4で
欧州Dセグメントに属する、アウディの大黒柱と言えるサルーン&ステーションワゴン(アバント)。実用性、スタイル、パフォーマンスのどれをとってもライバルのCクラスや3シリーズにに見劣りしない、検討に値するモデルだ。ブランド×乗り味の組み合わせが鮮明に出ているので、アウディを試したことのない方はA4に試乗してみるといい。
ほどよい大きさと軽快感“見晴らしのいい乗用車”Q5
ほどよい大きさで街中での使い勝手も問題ないクロスオーバーSUV。そのあたりが大いにウケて新たなユーザー層も獲得しているのがQ5だ。ブランドイメージに新鮮みを感じている人にとっては、SUVとアウディという組み合わせもまたフレッシュなはずで、魅力的に映ることだろう。
これぞデイリースーパーカー、本格ミドシップのR8
アウディ待望のイメージフラッグシップカーとなる本格的なミドシップスーパーカーがR8。それほど気分が優れないときにでも、普通のアウディのように乗れる。毎日乗っても疲れない、けれども一級のスポーツ性能をもつ、稀なスーパーカーである。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら