メンタルヘルスガイド精神科医中嶋 泰憲

過去のトラウマ体験が悪夢、フラッシュバックなどの形で続いてしまうPTSD。トラウマ体験を過去の出来事として終わらせるために、心理療法、薬物療法などで治療が行われます。

性に寛容な現代社会では浮気問題は避けて通れないものかも知れません。浮気はされた側の心の健康を損いますが、浮気した側にも「セックス依存症（SEX依存症）」のような心の病気が関与している可能性があります。詳しくご説明しましょう。

気分が良く、自信がみなぎっている時は自己を過大評価しやすいですが、他人は気付いても本人はなかなか気付かないものです。知らず知らずの内に自己認識が誇大妄想に近くなっている場合もあります。

蛋白同化ステロイド（筋肉増強剤）はスポーツ選手によって不正に使用されることがあります。ステロイドの乱用は身体面のみならず精神面にも悪い影響を与えます。

ステロイドの種類には筋肉増強作用があるものがあり、その乱用は心身に大変危険です。筋肉増強剤の使用はスポーツ選手だけの問題ではなく、ボディイメージに悩みを持つ人の問題でもあります。

私達の行動は知らず知らず、深層心理に潜む劣等感に影響されていることが少なくありません。

思考パターンに歪みがあると、感情や意欲に問題が生じ易く、また、感情や意欲に問題が生じていると、歪みが拡大してしまう悪循環が生じやすく、うつ病、不安障害など心の病気につながりやすくなります。

五月病の本質は、新しい環境への適応中に生じる心身のスランプ状態です。スランプから抜け出すポイントは、心の不安や不満を溜め込まないこと。五月病をうまく乗り越えるコツと、予防・治し方のヒントについて、わかりやすく解説します。

きれい好きな人もいれば、部屋を散らかしっぱなしの人もいますが、その原因のルーツとして、生後18ヶ月～3歳頃までのトイレ訓練の時期の乗り切り方があり、時にはそれが心の病気に関連してくる事があります。

交通事故、自然災害、暴力事件など生死に関わる体験をしたり、目撃した際の恐怖や無力感によって、心が大きなダメージを受け、急性ストレス障害が出現する事があります。