
慶応大学医学部卒業後、カリフォルニア大学バークレー校などに留学。留学先でのカルチャーショックから、自身も精神的な辛さを感じたことを機に、現代人のメンタルヘルスの重要性を悟りました。精神病院の現場から、みなさまの毎日の心の健康管理にお役に立てるよう、メンタルヘルスに関する情報発信を行っていきます。
「憑依」は超常現象?それとも心の病気?
狐や森の精にとりつかれるといった憑依現象は一種の超常現象ですが、精神医学では心の病気「憑依症候群」と考えます。不可解な現象といえる面もありますが、心の病気の複雑性を理解するうえで重要な要素もあります。今回はこの憑依症候群を詳しく解説します。
落ち込んだ時に試したい「認知行動療法」の考え方
認知行動療法はうつ病や対人恐怖症なども含め、さまざまな心の病気に対する効果的な精神療法です。この治療法を日常の不調に対しても応用できるよう、今回は認知行動療法の基本的な考え方や精神症状に対するアプローチを詳しく解説します。
むちゃ食いしがちな人が気をつけたい心の病気
摂食行為は人が生きる上での基盤をなす行為です。摂食障害はその行為に深刻な問題が生じた状態です。精神的な苦悩だけでなく身体的な問題や社会生活を送るうえで問題が複合的に現われやすくなります。今回は、摂食障害のひとつ、むちゃ食い障害を詳しく解説します。
統合失調症を誤解していませんか?
心の病気は一般の病気より誤解されやすい傾向が強いかもしれません。今回はその代表的な病のひとつ、統合失調症を誤解しないために知っておきたい基礎知識を詳しく解説します。
人はうつ病のどんな面を誤解してしまうのか
うつ病はその名からも、どんな病気か分かりやすそうですが、実は誤解されがちな点も少なくありません。今回はうつ病のいったい何が誤解されやすいのか、そして、誤解をふせぐための基礎知識も詳しく解説します。
「心が病的」になっていく意外なメカニズム
パーソナリティは十人十色とはいえ、「猜疑心が強すぎる」「感情が不安定すぎる」といった傾向はあまり人から好まれないものです。今回は、こうしたパーソナリティ的な問題が生じるメカニズムを詳しく解説します。
精神医学的観点から考える「集中力」の基礎知識
「集中できない!」という悩みは、誰でも時に覚えること。場合によっては心の病気の可能性もありますが、“ふだんの集中力”をより高めることは集中力の大きな課題でしょう。今回は集中力の基礎知識を精神医学的観点から詳しく解説します。
「怒り」のコントロールに問題はないですか?
怒りは人間の自然の感情ですが、その表出具合によってはトラブルの原因になってしまう可能性もあります。今回は怒りをコントロールするために知っておきたい基礎知識を精神医学的観点から詳しく解説します。
何かを「思い込むこと」のメリット・デメリット
誰でも時に何かを「思い込むこと」があるものです。そのことに不合理性が強まれば、場合によっては妄想の可能性もありますが、強い思い込みはデメリットばかりとは限りません。今回は、思い込みのメリット・デメリットを精神医学的に詳しく解説します。
もし心の病気で服薬を自己判断で中止してしまったら?
うつ病、躁うつ病、統合失調症など、心の病気の治療では薬物療法が大きな柱になっています。その際、あらかじめ決められた服薬のスケジュールを患者さんがいかに守られるか? 今回はこのコンプライアンスの問題が病気の予後を左右する重要な問題であることを詳しく解説します。
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