遠藤 まさ子

子育てグッズ ガイド 遠藤 まさ子

えんどう まさこ

ベビーカー、三輪車・子供用自転車、抱っこ紐・おんぶ紐のガイドを担当します。自転車雑誌の編集経験と母親の目線を活かしつつ、読者の方が商品を比較検討しやすいよう、できるだけ共通化したスペックによる情報提供を目指しています。

ガイドからの挨拶

育児用品を選ぶ際、わからないことや迷うことはたくさんあります。
とくにベビーカーや自転車、抱っこ紐などの移動用品は、その使い勝手を口コミに頼らざるを得ないのが現状。
どうして育児用品を選ぶのが大変なのか、自分自身の体験もふまえて考えてみると、恐らく「共通化されたスペック」がまとめられていなかったからではないかと思うのです。

抱っこ紐を持ち運ぶ目安として重さを知りたくても、重量を公表しているブランドもあれば公表していないブランドもある。あらゆる製品をインプレッションしている人も少ない。
それでは口コミに頼って当たり前です。

また、ベビーカーや三輪車の性能は、どちらかと言うと「育児用品視点」から語られてきました。
安全性やサポートする人(親)の使い勝手、そして子どもの目を引くデザイン……。
もちろん、この視点は重要なポイントの一つ。
でも、ベビーカーや三輪車、そして子ども用自転車は、自動車やスポーツサイクルと同じように「乗り物」としても考えると、より失敗が少なく、もっと楽しく商品を選べると思うのです。

例えばベビーカーのタイヤ径がわかれば、「踏切などの段差も楽に越えられる」、
フレームの素材や設計がわかれば「剛性感があり、ガタつかない押し心地」といった長所が見つけられます。
こういった「走行性能」がわかれば、育児にあまり興味のなかった男性も「これは面白そう」と積極的になるかもしれません。

せっかく幼い子供を持つ身ですから、実生活に基づいた育児用品インプレッションやスペック比較など、皆様の比較検討に役立つような楽しい情報をお送りしたいと考えています。

経歴・バックグラウンド

学生時代より『Tokyo Walker』(角川書店)を始めとする情報誌の編集・取材に携わる。大学卒業後、自転車業界新聞の記者や自転車雑誌『funride』(アールビーズ)の編集などを経て、フリーランスへ転向。

プライベートでは4歳男児と1歳女児の母。初めてベビーカーを購入した際、統一したフォーマットでスペックを比べられないことに愕然とし、試乗の鬼と化す。30台あまりを試して購入するも満足できず、結局3台も買い換え、併用する羽目に……。ちなみに抱っこ紐も4種類購入、スリング1つを自作。さすがに2人目では購入を控えているが、相変わらず商品を調べるのは大好き。

現在は育児や自転車、ヘルスケアを中心とした取材・マーケティング・PR業務に携わりながら、ベビーカーなどの「子供の乗り物」について、きちんと広範囲に比較・整理できるようなイベントなどを企画中。