かわな のりこ
ハウジングジャーナリストが、ライフスタイルからみた一戸建てのトレンド情報を解説。
IT重説がスタート、パソコン画面で売買や相続など相談
中古を買ってリフォームするマイホームユーザーが増えている中、不動産会社との既存住宅の売買取引はマイホーム取得者にとって無関係ではなくなってくるでしょう。今回は2017年10月から本格運用される「ITを活用した重要事項説明」(IT重説)のメリットや先駆け事例を紹介します。
中古住宅購入者も知ろう!インスペクション検査項目
中古住宅をリノベーションしてマイホームとする消費者も増えている中、2018年4月から「住宅検査」「建物診断」と呼ばれるインスペクションに関する規定が施行されます。これは主に売買仲介する宅建業者に義務付けられるものですが、性能や劣化状況が見えにくい中古住宅を買うだけに、長く住むことになる購入検討者もどんなインスペクションがあってどこまでが範囲になっているのか知っておく必要があるでしょう。
インスペクション重説義務化で、中古購入どう変わる?
「宅地建物取引業法の一部を改正する法律案」が平成28年5月に国会で可決成立し、改正内容にインスペクションに関する内容が盛り込まれました。マイホームを取得する人の中でも関係するのは、既存(中古)住宅を買ってリノベーションするなどを考えている人。具体的にどう関わってきてどんな点がポイントになるのか説明します。
住むだけで家計節約!?ZEHでいくら光熱費が浮く?
家事や子育て中の主婦はもちろん、忙しい共働き主婦にとって「住むだけで家計が節約できる家」は理想ですよね。ただ、節約するためにはその具体的な仕組みを理解することも必要。今回は省エネ住宅やZEH住宅にすることによって、どれだけ家計が節約できるのか具体的に考えてみましょう。
住み替え時にお勧め。自分で不動産価格を計算する方法
住み替えで最も気になるのは、「今住んでいる家がいくらで売れるか」ではないでしょうか。住み替え先の元手や頭金充当として考えるケースも少なくないだけに、少しでも高く売りたいのが本音でしょう。ネットシミュレーションや不動産業者に任せきりになるのでなく、自分でもおおよそ不動産価格がどう計算されるのか知識を持っておくことは重要です。
オリンピック後も都市部の地価・建築費は下がらない?
「オリンピックまでは不動産価格も上がりそうだが、終わったらバブルがはじけて地価も資材人件費も下がるだろうから、マイホーム購入はオリンピック後まで待ったほうがいいのでは?」と考える人も少なくないのではないでしょうか。しかし、オリンピック後の様々な要因を考えると、必ずしも下がるとは言い切れない要素はいくつかあります。今回はその要素について紹介します。
借地権付きでお得にマイホーム?そのメリットと注意点
地価の高い日本でマイホームを持とうと思うと、土地代+建物代で予算がかさみ、若いファミリーなどはマイホームを諦めざるを得ない状況もあるのではないでしょうか? そんな人は、土地は買うのでなく借りる「借地権付き住宅」にすることで予算を抑えることも可能です。今回は、そんな借地権付き住宅を買うメリットと注意点について説明します。
自分で金利予測できるようになる3つの指標とは?
史上最低が更新され続け、ついにマイナス金利に突入。住宅購入を検討している人にとっては「今後金利はどうなるのか」が気になってきている人も少なくないでしょう。ネットには様々な予測情報が溢れていますが、情報に流されないためには、ある程度自分でも見通す力が必要です。今回は今後の金利をある程度自分で予測できるようになるための指標を紹介します。
マンションと価格僅差になった「都内建売戸建」の魅力
「戸建かマンションか」--マイホーム取得時に誰もが一度は悩む問題。その線引きの大きな理由になっているのが価格ではないでしょうか。この価格差が昨今縮まる傾向にあり、「戸建は当然ムリだからマンション」と考えていた人にとって、2つの選択肢を並列で比較検討できる時代が訪れています。その理由と取材事例を紹介します。
住宅展示場と街中見学会、合わせ技で活用しよう
住宅各社の最新モデルハウスが集まる総合住宅展示場とは別に、最近増えているのが街なかモデルハウスや実邸見学会。展示場に立ち並ぶ広大で豪華なモデルハウスと、敷地も建物もリアルサイズのモデルハウスとでは実はチェックポイントも違ってきます。双方を合わせ技で使いこなす方法を紹介します。
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