さかね やすひろ
「住宅情報 都心に住む」元編集長。現在は高級マンションを中心に取材、執筆活動等行う。
「パークハウス」と「ザ・パークハウス」<後篇>
来年より新たに展開するマンションシリーズ「ザ・パークハウス」。三菱地所グループの住宅部門と藤和不動産が統合してできる新会社「三菱地所レジデンス」のマンションブランド名である。節目であるこの機会に、「パークハウス」の代表作のひとつ「パークハウス多摩川」を振り返り、新ブランドへのエールとしたい。
「パークハウス」と「ザ・パークハウス」<前篇>
2011年1月、三菱地所グループの分譲部門は藤和不動産と統合し、新会社「三菱地所レジデンス株式会社」としてスタートを切る。分譲するマンションのブランド名は「ザ・パークハウス」と発表された。地所の流れを踏襲するようなネーミングだが、新経営陣が描く事業戦略はどうやらそれとは異なるようだ。高級マンション市場を主戦場に加えない、と決断したのである。
ヴィンテージマンションのリフォーム事例<目黒三田>
ヴィンテージマンションを買って思い通りにリフォームをかける。近ごろ流行りの手法である。しかし十分にリスクを理解していなければ、これほど危なっかしいやり方はない。管理組合の運営力や構造、設備の見極め、そしてプロの活用が欠かせないからである。今回成功事例としてお手本となりそうな、万全の準備をもって「リノベーションヴィンテージ」を実現したS邸を取材した。
グッドデザイン賞を受賞した高級賃貸マンション
分譲に比べれば、賃貸マンションの企画ははるかにバリエーションが豊富だ。例えば、専有面積。200平米を超えるほどの広い住戸を売買物件に求めるのは困難であるが、賃貸であればその選択肢は一気に広がるだろう。これは、デザイン性においても同様である。今月初めに発表されたグッドデザイン賞受賞の賃貸マンションにクローズアップしてみた。
外国人向け高級賃貸住宅「ラトゥール代官山」
高級賃貸に備わってなければならない条件というものが、もし存在するとしたなら、それはいったい何だろう。まさか、立地のみが決め手になるわけではあるまい。家賃の額次第で線が引かれるというのも本末転倒のような気がする。価格は市場が判断するものであって、貸す側が一方的に設定するものではないからだ。話題先行の感もある「ラトゥール代官山」を、そんな視点で分析してみよう。
「広尾ガーデンヒルズ」の賃貸事情
ヴィンテージマンションを借りる。経年の味わいを気に入った年数だけ楽しんでみよう。コミュニティもしっかり形成されているはずだ。落ち着いた生活を都心の便利な場所に探して、まずたどり着いたのがここ。「広尾ガーデンヒルズ」である。
先進の高級賃貸タワーマンションを徹底研究
由緒ある寺院に高台の森。都市機能が集約する港区の中において、「愛宕」は古くから文化と自然が息づく貴重な地域である。この伝統と地形をいかし、2001年に完成した2棟の超高層タワーが「愛宕グリーンヒルズ」だ。その独特の建築意匠と最上部に集約された付帯施設、そしてスカイデッキからのパノラマビューをご覧いただこう。
「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」共用部編
「THE ROPPONGI TOKYO Club Residence」(ザ六本木東京クラブレジデンス)の全貌を解説する。「六本木」駅徒歩3分の好立地に建てられたマンションの、その高級感は果たしていかほどか。
「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」専有部編
「THE ROPPONGI TOKYO CLUB RESIDENCE」(ザ六本木東京クラブレジデンス)の全貌を解説する。「六本木」駅徒歩3分の好立地に建てられたマンションの、その高級感は果たしていかほどか。
高級邸宅街の知られざる名作「フォレストテラス松濤」
独特の風格を放つ高級住宅街、松濤・神山町。この東京を代表する邸宅地に知る人ぞ知る名作マンションがある。「六本木ヒルズレジデンス」の設計及びデザイン監修を手掛けたコンラン&パートナーズと森ビルの合作第一弾である「フォレストテラス松濤」だ。
その道のプロ・専門家約900人
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