高級マンションガイド坂根 康裕

29階建ての超高層棟と2つの低層棟から構成される「元麻布ヒルズ」は、森ビルが住宅を主たる用途として開発した建築群である。2002年竣工。（低層棟1棟を除き）免震構造を採用している。新たなテイストを施したリノベーション住戸（分譲用）を取材した。

マンション購入の過程では、耳慣れない専門用語や業界の動きを知る必要性に迫られる。高額な買い物を成功させるにはある程度の勉強が不可欠なのだ。＜マンションの基礎講座＞では重要でありながら、あまり不動産会社の販売員からは教えられない事柄を中心に解説していく。まずは「買いどき」を判断するポイントを。

マンション購入は、複数のモデルルームを見た後で最終候補を絞り込む。しかし、どれも良く見えどこで判断すればよいのかわからないという声を聞く。決め手がなければ購入には至れない。そこで専門家の意見を参考にしてみよう。彼らの視点は何が違うのか。

大規模マンションならではの利点は数多い。管理コストのスケールメリット、豊富な共用施設、コミュニティが生まれやすいこと。大規模マンションブームから派生した新たな兆候を探ってみよう。

ハイグレードマンションと銘打つなら、例えサニタリースペースでも妥協のない材質で統一したい。世界で最も高級感を醸し出す、ドイツの水栓金具ブランド「ドンブラハ」。その魅力と実用面における注意点を記しておこう。

不動産経済研究所が「2013年首都圏新築マンション市場動向まとめ」を発表。供給戸数は23.8％増加。価格は23区が8ポイントも上昇した。さて、2014年もこの傾向は続くのか。

エリアに限定せず、広域で新築マンションを探す。予算は4500万円。小学校に入る前の小さなお子さんがいる、あるいはこれから出産を予定している。共働きで、できれば東京と横浜の中間を希望。そんな検討者に好都合なプロジェクトがある。

東京五輪開催決定で湾岸地域が盛り上がっている。マンションの資産価値に期待が高まる一方だが、今後長期的に値上がりしそうな地域はどこ？

「デベロッパーのDNAとマンションブランド」シリーズ5回目は三井不動産グループ（三井不動産レジデンシャル）。長らく業界のリーディングカンパニーとして君臨してきた同社の軌跡を振り返ってみよう。

「住まいに求めるものは機能性と10年20年先をみすえた先見性」（≪三田綱町パークマンション≫資料より）。先見性と聞いて浮かぶマンションはどれか。最有力候補にこの1棟が挙がる。2001年築、「ザ・パークタワー東京サウス」。