住みやすい街選び（首都圏）ガイド中川 寛子

子どもを持つ親にとって、子育てのしやすさは街選びの際の大きな指標。自治体によって受けられるサービスには差がありますから、事前にきちんとチェックする必要があります。

東京のお屋敷街といえば、誰もがここ、成城学園と田園調布を挙げるのでは。その成城学園は同名の私立校のある学園都市であり、多くの文化人や芸能人が居する桜の街。今も憧れの街、成城学園の魅力とは……。

2005年８月のつくばエクスプレス開業でこれまで以上に注目を集めているたつくばは茨城県内の住んでみたい街ナンバー１。「つくばスタイル」とも呼ばれる、都市と郊外がクロスする暮らしを見ていきましょう。

結婚、転職、そして家選びには恋愛同様、相性と勢い、そして相手を知ることが大事です。勢いは別として、街との相性と相手を知るためのノウハウを見ていきましょう。

小田急線沿線には成城学園前以外にもいくつか、知る人ぞ知るお屋敷エリアがあります。そのひとつが経堂。反面、東京農業大学など、学校の多い学生の街でもあり、その融合が独特の雰囲気を生んでいます。

都心回帰と言われ、都心に人口が戻りつつある昨今。とはいえ、中にはさらなる人口増を目標に家賃や転居費用の助成助を行う自治体があります。住み替えるなら、こうした制度利用も手かもしれません。

江戸時代の宿場町として歴史ある街溝の口が変わり始めたのはここ10年ほど。再開発で駅周辺は一変したものの、少し歩けば、歴史も自然も豊富、多彩な表情がこの街の魅力です。

さいたま市のほぼ中心に位置する北浦和は、駅にすぐ近くに公園や美術館がある、環境に恵まれた街。駅周辺には古い商店街があり、少し離れると大型スーパーと、バランスの良さも魅力です。

東口の再開発、新幹線品川駅開業と年々変化、住みたい街に挙げられることも増えた品川。江戸時代から交通の要所だったため、古いお屋敷街や、庶民的な商店街もある、奥深い、この街の街の魅力をチェック。

都内のマンション価格は1年間で10％も上昇したとか。そんな今、注目したいのが、価格上昇前でかつ、今後の利便性アップが期待できるつくばエクスプレス、埼京線、南武線の３沿線。番外編で日吉も取り上げます。