なかがわ ひろこ
住まいと街の解説者。街選びのプロが地盤、地形、歴史から街を紹介
30年以上住まいの雑誌編集に携わる経験を生かし、実際に歩いて集めた街情報を紹介します。
船橋、3線が乗り入れる長く繁栄し続けてきた街
総武本線、東武野田線、京成線の3線が利用できる船橋は千葉県では千葉市に次ぐ第二の都市、船橋市の中心地。交通の要衝であることから商業の街でもあり、若い人が多い街でもあります。
東長崎、商店街が集中、生活費が安く済む街
池袋から西武池袋線各駅停車で2駅、5分。東長崎(豊島区)は駅周辺に大小6つもの商店街が集まり、物価の安い街。都営大江戸線落合南長崎も利用できる利便性の割にはのんびりした佇まいも特徴です。
下総中山、古刹の門前町として栄えた街
東京都大田区の池上本門寺と並び、関東の日蓮宗大本山として知られる法華経寺があるのが総武線下総中山。駅からは門前町らしい商店街が並び、背後には一戸建ての多い住宅街。歴史を感じる街をご紹介します。
池上、本門寺の門前町として発展した住宅街
東急池上線の前身、池上電気鉄道はそもそも池上(大田区)は日蓮宗の大本山池上本門寺への参詣客輸送を目的に敷設された路線。現在はきれいに区画整理された住宅街が広がる静かな住宅街です。
虎ノ門ヒルズ誕生で虎ノ門~新橋が変わる?!
2014年3月、環状2号線の新橋~虎ノ門間が開通、同年6月には通りを跨ぐ形で虎ノ門ヒルズが開業と急ピッチで動き始めた虎ノ門~新橋エリア。周辺の開発に加え、新駅への期待もあり、まだまだ変わりそうです。
新小岩、商店街が続く葛飾区、南の玄関口
総武線が荒川、中川を渡ったところに位置するのが新小岩(葛飾区)。駅の南北には活気のある商店街が続き、駅近くには公園や緑道も。都心に近いにも関わらず、自然も多い街の様子を見てきました。
西国分寺、雑木林と畑の残るのんびりした街
中央線と武蔵野線が交差する西国分寺(国分寺市)は昭和48年にできた中央線ではもっとも新しい駅。そのため、駅周辺にも雑木林、畑が残り、のんびりした風情。急がない暮らしにはこういう場所もいいかもしれません。
野方、5つの商店街が支える暮らしやすい街
西武新宿駅から各駅停車で10分ちょっと。野方駅(中野区)は駅の南北に商店街が広がる買い物に便利な街。少し行くと一戸建てと小規模な賃貸住宅が中心の静かな住宅が広がり、単身者には住みやすそうな街です。
京急大師線、地下化で動き始めた沿線を行く
元々は川崎大師への参詣客を運ぶために作られた京急大師線。以降京浜工業地帯への通勤客を運び続けてきましたが、渋滞解消のための地下化工事に加え、周辺の宅地化で風景が変わりつつあります。現況を見てきました。
街歩きから始まる住まい選び
しかつめらしく言えば不動産の価値は立地である。とすると住まい選びは街選びから始まるものであり、街を知るためには歩いてみるのが一番。最近、登場し始めた住まい選びを意識して街をガイドする人たちを紹介しよう。
その道のプロ・専門家約900人
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