おおつか ゆみ
住宅雑誌の元編集者が、住み手の目線から長く暮らせる家を探求します。
フラット35利用者から学ぶ賢い家づくり
人気が高まっているフラット35。「平成21年度フラット35の利用者調査報告」から、今、注文住宅を建てている人の家づくりを分析してみました。どんな人たちがどのような家を建て、資金計画はどうしているかなど、昨年のデータと比較しながら、これから建てるときのポイントを考えてみました。
本物の木と間違えてしまう高性能フローリング
住宅の床材として最もポピュラーなフローリング。近ごろは無垢や表面に天然木を張ったものではなく、木目を印刷したシートを張った製品が増えています。性能に優れたシート張りのフローリングと、風合いが魅力といわれる天然木を使ったフローリング。どちらの床材がいい床材なのでしょうか。
改築を重ね120年住み続けられた旧内田家住宅
東京・練馬区に保存されている旧内田家住宅を見学してきました。明治時代に建築された茅葺き屋根の民家は一部に古材を再利用し、改築を重ねて生活の変化に対応してきた家でした。どんな住まいなのか、紹介しましょう。
輸入住宅らしいアイテム -キッチン編-
輸入住宅らしいアイテムとして今回はキッチンを取り上げます。輸入住宅で見かける主なキッチンは、大別すると、アメリカ製に多い木製キャビネットのものと、イタリア製に代表されるモダンなタイプの2種類。それぞれの特徴を説明しましょう。
長期優良住宅に関心のある人は少ない?
長期優良住宅マンションのモデルルームを見学してきました。一戸建てに比べて認定取得が難しいといわれる集合住宅の長期優良住宅。実際に認定を取得した物件は、まだごくわずかです。希少物件なのに関心が高いとはいえず、購入動機になっているとも言い切れないのが現状のようです。
猛暑に効果あり? 住宅の庇の役割を考える
近ごろは洋風のデザインの家が多くなりました。庇がないか、あっても本当に小さい家をよく見かけます。けれども、日本の気候風土から考えると、庇は案外重要な役割を担っているような気がします。今回は、庇の役割について考えます。
わが家は危険? 交通事故死より多い自宅での事故死
交通事故による死亡者の2倍を上回る人が自宅で亡くなっています。その多くは高齢者です。安全なはずの自宅でなぜでしょう? 国土交通省の調査結果から死亡の原因や、対策などを考えてみました。
輸入住宅らしいアイテム -階段編-
輸入住宅らしいアイテムとして、今回取り上げるのは階段。曲線を描く階段や、凝ったアイアンワークの手すりなどは輸入住宅好きの人なら憧れのアイテムです。それぞれについて基礎知識を確認しておきましょう。
今や家族構成の主流は「夫婦+子」から単独世帯へ
一般的な家族構成として思い浮かべるのは、どんな家族ですか? 多くの住宅メーカーが「夫婦+子ども」の世帯を想定して間取りや細部のプランを考えています。しかし、一番多い家族の形が「夫婦+子ども」ではないということをご存知でしょうか。
温熱環境から考えると快適な家になる?
南に面した明るいリビングを住宅の理想形と考えている人は多いと思います。果たしてそれが正解なのでしょうか。長く暮らすには、快適な温度を保ち、家の中の温度差が小さいでなければなりません。そこで、今回は温熱環境という視点から快適な家になる間取りを考えてみたいと思います。
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