お金を貯める体質改善ノートガイド横山 光昭

借金整理をして借金から抜け出し、人生や生き方、考え方が変わったと感じた方は努力しています。では、どのように努力するといい？今後の生活が借金に頼らなくて済むように、借金から抜け出すためにしておきたいことの3つのルールをご紹介します。拙書「お金が貯まる人の思考法」に書いた一部分の紹介です。

お金のやりくりがうまくいかなくなり、借金整理を余儀なくされる人がいます。では、借金整理をする人はどのようにそこへ至るのでしょうか？好き好んで借金整理をする人はいませんが、借金整理を余儀なくされる流れは多くの方で共通していることがあります。借金整理に至るまでの流れをまとめました。

改正化資金行法が完全施行され、総量規制により年収の1/3以上のお金を借りることができなくなりました。これまでまわしで生活をしてきた人には大打撃。ぎりぎりの借入れの人も、突発的な支出でワラにもすがる思いで見つけたのが「低金利」「即日融資」「他店で断られた人OK」の貸金業者。さて、この業者からお金を借りてもいいものでしょうか？

「ショッピング枠の現金化にご注意を」そういう言葉はいろいろなところで聞かれ、被害にあった人も、そうではない人も「悪徳業者といわれるのに、なぜ取り締まられないのだろう」と思っているはず。業者は法の裏をかきながら、その手を広げているのです。

消費者金融大手、武富士が9月28日会社更生法を申請し、事実上倒産となりました。これまでの過剰な取り立てなどによるスキャンダルとともに、改正貸金業法、上限金利の引き下げなどが影響し、経営不振に陥りました。このことに伴い消費者には「過払い金がどうなるか」という不安が生じているようです。武富士破たんによる今後の流れなどをまとめました。

総量規制が始まり、年収の1/3以上のお金を借りにくくなりました。そこに目を付けた「クレジットカードのショッピング枠の現金化」業者。スポーツ新聞やインターネットでたびたび目にする広告です。「ほかの業者と違います。当社は安全です」って、本当でしょうか？

武富士が会社更生法の申請をし、事実上倒産となりました。これにより、消費者はどういう影響を受けるでしょうか。

2010年6月18日の改正貸金業法が完全施行され3カ月。総量規制の導入により、お金を借りることができなくなってしまった年金受給者たちが「年金担保融資」に駆け込んでいます。低利で審査も緩く、利用しやすいイメージの年金担保融資ですが、裏腹に大きな危険を潜んでいます。

もう9月。自動車業界は決算期を迎えます。車の価格も値下げされたり、公告も多くなり、つい買いかえたくなりますね。自動車ローンは自動車担保貸付の場合は総量規制の例外で、ディーラーローンも割賦販売法においてきちんと手続・登録されています。お金を借りるには規制が厳しくなったのですが、自動車ローンは返済が可能と認められればまだ様々に選べる状況といえます。

学生支援機構（旧：育英会）の奨学金を滞納している人は現在33万人にも上るそうです。支払督促を受けても応じない人へは返還訴訟を起こしていましたが、その数が昨年度は4200人を超えたというのです。奨学金は、借金の一部。でも、貸金業者とは異なり、返還すると次の学生を支援するための資金になります。少なくとも、学生時代を送るために助けてもらった制度ですから、訴訟ごとにならず、きれいな関係を保っていきたいですね。