あべ かずほ
薬学博士・大学薬学部教授。脳科学と薬理学を専門とする研究者
東京大学薬学部卒業、同大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳科学と医薬。
Q. アルツハイマー病新薬の『レカネマブ』という薬の名前は、どのような意味ですか?
【薬学部教授が解説】ついに厚生労働省によって正式承認されたアルツハイマー病治療薬『レカネマブ』。年内にも実用化される見通しとなり、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせることができるのではと期待が高まっていますが、まだ薬の名前に聞きなじみがないという方も多いようです。どのような意味なのか、わかりやすく解説します。
Q. 楽しい夢より、怖い夢の方が多い気がします。なぜでしょうか?
【脳科学者が解説】毎晩必ず楽しい夢を見るという人は、あまりいないかもしれません。悪夢や嫌な夢は誰しも見たくないものですが、なぜ楽しい夢よりも、怖い夢の方が多いのでしょうか? わかりやすく解説します。
Q. 外食時に飲んだ薬の空き容器は、ゴミとして置いて帰っても大丈夫ですか?
【薬学部教授が解説】外食時に食後の薬を飲まなくてはいけない場合、どうしていますか? レストランなど店内で服薬した後、薬の空き容器はゴミとして置いて帰っても大丈夫なのでしょうか。薬の空き容器の処分方法や危険性の有無の実際のところなど、薬学的な観点も含めて解説します。
Q. 「触るだけで危険な薬がある」って本当ですか?
【薬学部教授が解説】触るだけで危険な薬は実際にあるのでしょうか? 抗がん剤や、統合失調症などの一部の精神疾患の治療薬、前立腺肥大症や男性型脱毛症の治療薬など、取り扱いに注意が必要なものと、安心して薬を活用するためのポイントを解説します。
Q. 漠然とした怖い夢を、大人になってから見なくなりました。なぜですか?
【脳科学者が解説】子どもの頃は、何かに追いかけられたりどこか高い所から落ちたりするような夢をよく見るものです。しかし大人になると、そういった漠然とした怖い夢を見ることはほとんどなくなります。これは脳のしくみによるものです。わかりやすく解説します。
睡眠不足はなぜ悪い?睡眠時間を削ると何が起こるのか
【脳科学者が解説】睡眠不足は、ただ眠たくてパフォーマンスが落ちるだけではありません。感染症やその他の重大な病気のリスクも上がるなど、健康にもさまざまな悪影響が及びます。睡眠時間を削ることで何が起こるのか、そこから睡眠の重要性について考えてみましょう。
Q. 最近よく金縛りになり、怖い思いをします。お祓いをすべきでしょうか?
【脳科学者が解説】寝ているときに突然起こる「金縛り」。体が動かせないだけでなく、人の気配がしたり、キーンという耳鳴りがしたり、息苦しさを感じたり、霊的な恐怖を感じる方も珍しくないようです。金縛りはなぜ起こるのか、どうすれば防げるのかを解説します。
Q. 40代後半です。20年後の認知症患者数は何人に一人ですか?
【脳科学者が解説】今40~50代の働き盛りの世代が高齢者になる頃、日本の認知症患者数はさらに増えていることが予測されています。認知症患者数は何人に一人になるのか、今から備えられることはあるのか、解説します。
Q. コーヒーを飲むとトイレが近くなるのですが、なぜでしょうか?
【大学教授が解説】コーヒーを飲むとトイレが近くなるのはなぜ? 同じ量でも、水や麦茶を飲んだ時よりも、トイレの回数が増えることは実際にあるのでしょうか? コーヒーに含まれる成分が体の中でどのように作用しているのか、わかりやすく解説します。
実は難しい「睡眠」の定義…科学的には脳波で測定可能
【脳科学者が解説】睡眠の定義は何でしょうか? 目をつぶっているだけの状態や、気を失っている状態は、「眠っている」状態とは異なります。言葉での定義は難しいですが、科学的には寝ているかどうかは脳波で判定します。アルファ波、ベータ波などの脳波の基本と睡眠時の状態について、解説します。
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