やまもと かな
滋賀県生まれ、大阪育ち。私立四天王寺高校卒、滋賀医科大学卒。医師。自身の体験から、大学時代より貧血の問題に取り組んでいます。専門は貧血ですが、低用量ピル、性感染症、不妊、痩せ、更年期障害など、女性の健康に関する症状・病気についてわかりやすく解説できる「女性の総合医」を目指し、日々研鑽しています。
日本人に多い鉄欠乏性貧血とは……原因・症状・対策・治療法
【内科医が解説】頭痛、めまい、ふらつき、倦怠感などの様々な症状を起こす貧血。無症状でも、健康診断の血液検査などで分かることも珍しくありません。日本人の貧血の多くは「鉄欠乏性貧血」。50歳未満の女性の2割以上が該当すると考えられています。原因・症状・対策・治療法について解説します。
コロナ禍でできるボランティア…人と医療を支える「献血」のすすめ
【血液内科医が解説】献血によって作られる血液製剤は、怪我や外科手術時の輸血だけでなく、がん治療を始めとする様々な病気治療や出産時に母体を守るためにも使われます。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大により、血液製剤の不足は深刻な状態です。献血は全血献血と成分献血の2種類があり、200ml献血は16歳から可能です。特に在庫が減少する年末年始を前に、今できるボランティアとして足を運んでみてはいかがでしょうか?
死亡者4000人増加か…HPVワクチンを接種しないリスク
【医師が解説】子宮頸がん予防に有効なHPVワクチン。HPVは中咽頭癌、肛門がん、陰茎がんなどにも関連するため、男性も無関係ではありません。日本では副反応の懸念から積極的勧奨が中止されたままですが、この影響で子宮頸がんにより死亡する女性が約4000人増加する可能性があるようです。HPVワクチンの効果、海外の接種率、安全性やリスクの考え方について考えてみましょう。
アフターピルはいつから薬局で買えるのか…市販薬化の展望・課題
【医師が解説】諸外国とは大きく異なる日本のピル事情。アフターピルが薬局で買えるようになるのはいつでしょうか? ピル市販薬化によるメリット・デメリット、ピルがなかなか市販化されない事情と背景、今後の展望について考察します。
PCR検査陰性でも安心できない?出社・登校は可能か
【医師が解説】新型コロナウイルス感染症の感染拡大が続く中、PCR検査はどう活用していくべきでしょうか? PCR検査の陰性・陽性判定の正確さ、検査の流れ、「感度」「特異度」とは何か、費用の目安などの基本情報を始め、陰性になった場合の注意点、また、感染拡大を防ぐために検査が活用された例などをご紹介します。
避妊だけでは不十分?女性に性感染症検査を勧める理由
【医師が解説】ピルやコンドームで避妊できても、性交渉がある限り性感染症リスクをゼロにすることはできません。性感染症は自覚症状が出にくいものも含め、将来的に不妊症の原因になることもあります。婦人科受診はもちろん、ネットで性感染症検査キットを取り寄せて匿名で検体を郵送し結果を知ることも可能です。詳しく解説します。
「失敗したらアフターピル」は危険?低用量ピルでより確実な避妊を
【医師が解説】避妊に失敗したときの緊急避妊薬として使用される「モーニングアフターピル」。避妊効果を得るためには迅速に服用する必要がありますが、日本では薬局などでは購入できず、病院受診の必要がある処方薬です。万一に備えてアフターピルを飲むタイミングや効果を知っておくことは大切ですが、「失敗してもアフターピルがある」と安易に考えるのも危険です。詳しく解説します。
日本はピル後進国?フランス33%・日本2.9%の服用率の差
【医師が解説】日本は低用量ピルの服用率はわずか2.9%。フランスの33.1%、カナダの28.5%を始めとする欧米諸国に比べ、非常に低いことがわかります。日本人はなぜピルをあまり使わないのか。考えられる理由と、諸外国にも倣いピルを上手に活用することのメリットについて解説します。
緊急避妊薬(アフターピル)の効果・副作用・値段
【医師が解説】避妊に失敗した場合、緊急的に内服する緊急避妊薬。「モーニングアフターピル」「アフターピル」とも呼ばれています。性交後、定められた時間内に正しく内服すれば、妊娠率を1.4~3.2%程度にまで低くすることが可能です。詳しく解説します。
ピルの効果・副作用……種類・正しい飲み方・値段
【医師が解説】ピルには、月経周期を整える他、PMS軽減、経血量軽減、避妊などの効果があります。ピルは大きく「中用量ピル」「低用量ピル」「超低用量ピル」の3つに分けられ、「21錠タイプ」と「28錠タイプ」があります。ピルの種類、値段、飲み方や注意点など、ピルに関する基礎知識を解説します。
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