いかど たかお
旅館業を知りつくした「観光地再生」の仕掛け人
20年の旅行業経験や10年にわたる旅館事業再生の現場を通して見てきた旅館は1,000軒以上。独自の知見とノウハウを持つ「旅館業を知り尽くした観光専門家」。旅館業と地域との連携を通じて、新時代に対応した「地域の仕組みづくり」の実践を支援しています。高崎経済大学地域政策学部観光政策学科准教授。
彼(彼女)と行きたい絶景宿
日本には数々の「絶景宿」がある。しかし、絶景は5分で見慣れてしまうので、絶景だけでは不足。宿の「総合力」が試される。ここでは、大切な人と行きたい絶景宿を全国からピックアップ。雑誌ではあまり紹介されない絶景宿もあり。ぜひ、ぴったりの絶景宿をみつけて欲しい。
京町家でアートに囲まれ眠る 「アート町家ステイ」
冬の京都はお得な情報がたくさんある。「京町家ステイ・アートプロジェクト」もそのひとつ。著名作家のアート作品を町家に飾り、その町家に一棟貸しで泊まれる企画。彼女をエスコートして、思い出に残る京都の夜を過ごしに行こう。
瀬戸内・直島で美術館に泊まる 「ベネッセハウス」
瀬戸内国際芸術祭で一躍脚光を浴びた直島。ホテルベネッセハウスは美術館のなかにある宿で、「一度は泊まってみたい」と思う人も多い。アートをめぐる旅は、まさに今年のトレンド。時間を気にせず、道に迷いながら、アートツーリズムを満喫しに出かけてこよう。
星野リゾート新ブランド 「界 出雲」に泊まる
リゾートの達人~星野リゾートは、2011年10月、温泉旅館の新ブランド「界」を誕生させた。まずは、全国で4軒の温泉旅館から。そのうちの1軒、「星野リゾート 界 出雲」を訪ね、試験中のプラン「吟醸逗留」を試させてもらうことに。女性に支持され玉造温泉が元気な理由も体験してきた。
集落まるごと一軒の宿 「集落丸山」(丹波篠山)
今までにない全く新しい宿コンセプトが、「集落まるごと一軒の宿」。世界で最初の「創造農村」(Creative village)を目指す兵庫県・篠山市の里山に、フレンチと蕎麦懐石の名店とともに、一棟貸しの古民家が2棟。この里山の集落こそが「集落丸山」。クリエイティブな人たちが泊まりに来る隠れ宿だ。
予約の取れない宿 須賀川温泉「おとぎの宿米屋」
予約がなかなか取れないことで有名だった「おとぎの宿米屋」(福島県須賀川温泉)。震災後、風評被害にさらされてしまったが、今なら取れる。2011年6月には、リニューアルオープンした米屋。リピーター絶賛の「おとぎ会席」と、すばらしい源泉大浴場を、今だからこそ、体験してきた。まさに、そこには、マジックが隠されていた。
湯と森で美しく健康に 遠刈田温泉ゆと森倶楽部
「美味しい物を食べたい。温泉でのんびりしたい。さらに、美しくなりたい」。そんな欲張り女性の願いを叶えてくれる宿が、蔵王国定公園の森にある「ゆと森倶楽部」。野菜ソムリエ公認のレストランで野菜をたっぷり食べて、滑らかな湯で癒される。しかしここは森の中。部屋の中でゴロゴロしているのはもったいない。散歩や乗馬、朝ヨガでしっかり体を動かそう。きっとあなたも美しく健康になれるはず。
西伊豆に彼女をエスコート 「富岳群青」に泊まる
西伊豆に2011年7月に開業した8室の隠れ宿「富岳群青」。一泊1人6万円の宿を活用するにはどうするのがよいか。それは、演出家になり、彼女のためのツアーを企画することだ。群青色の海を眺める100平米の部屋、ゴージャスな食材をふんだんに使ったコース料理を、貴方ならではの演出に盛り込もう。
おふたり様専用の宿 米沢湯の沢温泉「時の宿すみれ」
おふたり様専用の宿。その宿は、ひとり旅も3人以上の客も受けない。二人客専門の温泉旅館。森の中にたたずむ10室の小さな宿では、極上の夕食が待っている。米沢牛の専門店が経営する「時の宿すみれ」。その経営スタイルは、多くのなじみ客を持つことで成り立っていた。現代の勝ち組旅館を紹介しよう。
その道のプロ・専門家約900人
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