温泉ガイド藤田 聡

岩井屋は鳥取県東部にある岩井温泉の宿です。日本秘湯を守る会にも加盟し、全国の温泉好きに知られている岩井屋は、名実ともに岩井温泉を代表する宿。特に豊富な湯量が嬉しい風呂と、宿泊料からは考えられない料理の素晴らしさが魅力的です。温泉好きの目的は大抵、風呂と料理だと思われるので、温泉好きに断然おすすめの宿なのです。今回は岩井温泉岩井屋を紹介します。

三朝温泉(みささ)は鳥取県中部の倉吉市に近い、三徳川沿いに広がる温泉地。和風の風情が秀逸な温泉街で、理想の温泉地を絵に描いたようです。高温泉としては日本一のラドンを含有する名湯として知られ、温泉好きには、全国的にも貴重な足元湧出温泉の宝庫として知られます。今回は山陰を代表する名湯、三朝温泉を紹介します。

ウィークエンドパスは関東から南東北のJR東日本と一部私鉄が、週末の二日間乗り放題になる切符です。この切符を上手に使った、温泉三昧の週末旅行プランを紹介します！温泉好きであれば、フリー区間北端の鳴子温泉郷を中心に考えたいもの。乗り降り自由なので、周辺の温泉にも立ち寄れます。一方で、余裕を持って帰って来れる点にもこだわりました。

敬老の日に向けて、お勧め温泉を紹介します。まず考えたのは、都会から比較的近い温泉であること。ご年配の方に長距離の移動を強いてはいけません。次に老舗の温泉旅館で、伝統的な風情の客室で落ち着いた滞在が出来ることも重視しました。もちろん、温泉も掛け流しの名湯揃い。料理にも手抜きの無い、死角のない温泉旅館を厳選しました。

山代温泉は、石川県加賀市にある温泉地です。周辺の温泉と合わせ、加賀温泉郷とも呼ばれます。北陸最古ともいわれる歴史的な温泉地で、陶磁器の九谷焼の産地としても知られます。大温泉地ですが、掛け流しの風呂を持つ宿も多く、共同浴場を積極的にリニューアルするなど、温泉へのこだわりを感じる温泉地。今回は山代温泉を紹介します。

霧島温泉郷とは霧島連山の山腹に点在する、山岳リゾート温泉群の総称です。中心地区は丸尾温泉ですが、その周辺の温泉を含め広範囲に渡ります。標高が高い為、眺めが良い宿が多く、よく晴れた日には桜島までの大パノラマを見渡せます。鹿児島空港や高速のICも近い、鹿児島県北部の観光の中心地、霧島温泉郷を紹介します！

別府温泉は、大分県別府市にある温泉の総称であり、別府温泉郷とも呼びます。源泉数、湯量ともに日本一で、名実ともに日本を代表する温泉地です。温泉は八つあり、別府八湯(はっとう)と呼ばれます。別府駅周辺の別府温泉(北浜温泉)の他、鉄輪温泉、明礬温泉、観海寺温泉、亀川温泉、浜脇温泉、堀田温泉、柴石温泉です。今回は、別府温泉の代表的なお勧めを紹介します。

南阿蘇温泉郷とは、熊本県を代表する観光地「阿蘇山」の南部、南阿蘇村一体に点在する温泉地の総称です。鄙びた秘湯から、近代的なホテルまで、多様な宿泊施設が揃う上に、泉質的に名湯が多いのが魅力です。なかでも特に有名なのが、秘湯としても知られる地獄温泉と垂玉温泉。今回は、南阿蘇温泉郷を紹介します！

雲仙温泉は、長崎県の島原半島にある温泉地です。雲仙とは「温泉」のことで、以前は温泉と書いて「うんぜん」と読んでいたそうです。抜群の自然環境から、日本で最初の国立公園に指定された際に雲仙の表記に統一したとのこと。雲仙温泉は泉質も最高で、自然環境も宿の落ち着いた風情も好ましい、日本を代表する温泉地の一つなのです。

慶雲館は西山温泉(山梨県)の高級宿です。西山温泉は南アルプスに近い山奥にありながら、1300年の歴史を誇る名湯。慶雲二年の開湯とのことで、慶雲館の名前の由来にもなっています。近年新源泉を掘削し、湯量が一層豊富になりました。今回は、お湯も食事も素晴らしい、西山温泉慶雲館を紹介します！